グラーツ投資顧問の投資情報速報
★10月9日(水)16:00 公開★ ★明日の注目無料銘柄★
★10月9日(水)16:00 公開★
★明日の注目無料銘柄★
【8511】日証金 (プライム)
【公開時株価】 2088 円
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※関連情報は投資参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や買い付けを強制旨で公開する情報ではありません。提供情報の内容に基づいて行われる取引、及びその結果についてこれを保証するものではありません。株式の売買は自己責任に基づき、買い付け、売却などの最終判断はご自身でお願いいたします。
■概要↓
同社は証券金融最大手。賃借取引が主力。大証金と合併。子会社に信託銀行保有。
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■業績↓
直近発表した25年3月期第1四半期の決算は連結経常利益が前年同期比9.4%増の36.8億円に伸び、通期計画の110億円に対する進捗率は33.5%となり、5年平均の32.2%とほぼ同水準で着地した模様。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の22.8%→27.3%に上昇。
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■現在動意付いている理由
株の取引には自身の持つ現金で株を買う現物取引と、証券会社に一定の保証金を担保として差し入れ、証券会社から株式の購入資金や売付け株券を借り入れて売買する信用取引が存在する。
現物取引の場合は自身が保有する資金内だけしか株を買うことが出来ないが、信用取引だと手持ち資金を上回る金額の銘柄を買ったり、保有していない株券を売ったりすることができるなど売買取引に厚みを持たせることが可能である。
個人投資家は証券会社との間で取引をする際に必要となる資金や株券を借りて取引を行うが、証券会社は必要な資金や株券を証券金融会社から借りて投資家に手当を行う。
この証券会社と証券金融会社の取引が貸借取引、同社は証券会社と主に取引を行っている。
証券金融会社は証券会社に対し必要な株券を貸し出すが、その時に必要なのが貸株料、銀行から融資を受ける時に払う金利と同じである。
借りた期間だけ決められた貸株料を証券会社は払う必要があり、この貸株料が同社の利益となる。
株式市場が活気付けば活気付くほど個人投資家は積極的に株の売り買いを行い、同社に対する資金の手当てや株の手当ても増え同社の収益は増加、逆に株式市場が低迷すれば出来高も減少し同社に対する株や資金の借り入れ要請は減少し売り上げ減少につながってしまう。
今年に入り東京市場は日経平均が34年ぶりに史上最高値を更新し個人投資家中心に投資機運が高まり同社の業績も拡大傾向が続いている。
また日銀による利上げ実施も追い風、長く続いた日銀によるゼロ金利政策の影響から同社の貸借取引金利は0.7%台での推移が続いたが、8月に日銀が政策金利を0.25%引き上げたことで、同社の足元の貸借取引金利は0.9%台半ばで推移するなど、日銀利上げ効果により貸出金利上昇の影響から売り上げは増加傾向が続いている。
同社は良好な業績を株主へも積極還元、今期の配当を14円増額するなど現状の株価でみた配当利回りは4%を超える水準と、プライム上場銘柄の中でも高配当銘柄として注目が大きい。
日経平均は8月に史上最大の下落を演じたが、同社株もその影響により年初来の安値となる1400円まで下押す場面を見せたが、その後の切り返しも圧巻でありわずか数営業日で急落前の水準を回復するとその後も上昇急の動きを演じ8月末には2098円まで買い進まれる場面を見せている。
ここにきて上下に乱高下の激しい展開が続く日経平均だが、ここから年末に向け一段高を演じ4万円大台を回復すれば個人投資家の投資熱も再燃し東京市場全体が活気付くことが考えられる、加えて国内では金利の先高感が高まっており日銀が一段の利上げに踏み切れば同社の貸し出し金利も上昇しさらなる売り上げ増に寄与することとなり、株価の一段高にも期待がかかる。
戻り売りをこなしながらジリ高歩調が続く株価の一段高を狙い、同社を注目銘柄として取り上げさせて頂く。
※株価は短期線を下支えに戻り売りをこなしながらの推移が続いている、上値を買い向かうのではなく、売りに押された押し目処、短期線が位置する2050円処を狙っていきたい。
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