グラーツ投資顧問の投資情報速報
★10月23日(水)15:20 公開★ 日経平均3営業日続落
▼本日の相場振り返り
23日の日経平均は小幅に3営業日続落で取引を開始。
前日比14円安の38,397円で取引を開始した日経平均は直後に38,324円まで下押す場面も見せるが、その後の追随売りは見られず売り一巡後は押し目買いで値を戻す動きに。
昨日の大幅下落の反動もあり押し目では目先のリバウンド狙いの買いも入るなど深押しは見せない格好。
日経平均は今月15日に7月19日以来おおよそ3カ月ぶりに4万円の大台を回復したが、その後の買いが続かず40,257円を高値にその後は戻り売りに押されるなど軟調な展開が続いている。
国内政局をめぐる不透明感の高まりや米国による中国に対する半導体製造装置の輸出規制の導入などが重しになっているのだが、さすがに高値からの下げ幅が2000円程と短期的には下げ過ぎ感も強く、一旦はこのあたりで目先の反発が入ってもおかしくはないところ。
また昨日の急落局面で日足ベースの下値抵抗線が位置する長期線を瞬間的に割り込んだものの、その後の追随売りは見られず売り一巡後は切り返しを見せたことでひとまずは目先の底も確認、本日あたりは突っ込んだ局面で押し目買いを狙っている向きも多いことが考えられる。
寄り付きの売り一巡後に日経平均が瞬間的に切り返しを演じたのは押し目を狙っていた向きのリバウンド狙いの買い、さらには売り方の買戻しによるものと考えられる。
ただ買いも長くは続かず取引開始30分が経過するとその後は前日終値を挟んで売り買い膠着の強い展開に終始するなど売りも買いも手控えられ様子見ムードの強い展開に終始。
市場の目線は本日プライム市場に新規上場した<9023>東京地下鉄に一極集中の様相、注目の株価だが前場の中ごろに公募価格を36%上回る1630円で初値を形成、その後は初値をほぼ安値に水準を切り上げると一時1768円まで買い進まれる場面も見せた。
以前の概況でもお伝えしたが同社は配当利回りも高く、また所有株式数に応じた乗車証や同社関連施設の優待券などを発行するなど優待面での妙味もある、今後は2030年代半ばに開業を目指す有楽町線や南北線の延伸計画もあり輸送人員の増加も見込まれるなど業績面での買い安心感も十分、明日以降の株価推移を追いながらNISA枠を使いセカンダリーで狙っても面白いのではないか。
投資の本質である中長期投資をお奨めしたい。
本日もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で3兆5155億円、売買高は16億7999万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は260銘柄、値下がりは1351銘柄、変わらずは34銘柄。
日経平均 38,104.86 -307.10
TOPIX 2,636.96 -14.51
スタンダード 1,119.23 -12.70
グロースCore 814.51 -10.36
グロース250 604.09 -10.81
10/24経済指標&決算発表
・国内
20年国債入札
《決算発表》
キヤノン、富通ゼネ、信越ポリ、未来工業、ナガセ、SBIGアセット、キムラユニティー、エイトレッド、大丸エナ、ディーエムエス、PLANT
・海外
米10月製造業購買担当者景気指数(PMI)(22:45)
米9月新築住宅販売件数(23:00)
《米決算発表》
ハネウェル・インターナショナル、サウスウェスト航空、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)、CBREグループ、ダウ・インク、DTEエナジー、ドーバー、ノースロップ・グラマン、ハズブロ、キャリア・グローバル、LKQ、S&Pグローバル、プール、テクストロン、ユニオン・パシフィック、バレロ・エナジー、トラクターサプライ、ラボラトリーコープ
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