グラーツ投資顧問の投資情報速報
★10月30日(水)15:20 公開★ 日経平均3営業日続伸
▼本日の相場振り返り
日経平均は3営業日続伸スタート。
前日の米ハイテク株高を足掛かりに東京市場も取引開始から買いが先行、日経平均は前日比200円近く水準を切り上げ39,102円と寄り付きの段階で節目の39,000円を上回って取引を開始。
日経平均が節目の39,000円を回復するのは今月21日以来となる。
前日の米国市場でハイテク株主体のナスダック指数が4営業日続伸し2営業日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新、終値ベースでも7月10日以来、3カ月半ぶりに過去最高値を更新して取引を終えたことを受け東京市場でも指数寄与度の大きい<8035>東京エレクや<6920>レーザーテック、<6857>アドバンテスト、<6762>TDKなど値嵩のハイテク・半導体関連銘柄へ取引開始らまとまった買いが波及し指数を押し上げる格好に。
前日比199円高の39,102円で取引を開始した日経平均はその後も売り方の買戻しと見られる買いを誘い時間とともに水準を切り上げる格好、取引開始早々には上げ幅を400円近くに拡げると一時39,296円まで買い進まれる場面も見せた。
米国市場の取引終了後に第3四半期の決算を発表したアルファベッ株が時間外で6%近く上昇していることも東京市場で買い安心感を誘い買いに拍車をかけたことが考えられる。
アルファベットが発表した7-9月期決算はデジタル広告事業の着実な成長と、人工知能にけん引されたクラウド事業が大きく寄与し売上高・利益ともに市場予想を上回って着地、1株あたりの利益も事前の市場見通し1.85ドルを上回り2.12ドルで着地。
この市場予想を大きく上回る良好なアルファベットの決算、さらには153円台で落ち着いた推移を演じる為替市場での円安も投資家の買い安心感を誘ったのだろう。
本日の上昇により日足ベースのチャート上に位置する25日線を明確に上抜け達成、次なる戻り目途は今月15日に付けた4万円の大台回復が視野に入ってきた。
ただ8月後半と9月後半の上昇過程を振り返ると、ここから4万円にかけては上値も重く一段高を演じるには何かしらの材料がほしいところでもある、売り方の買戻しもほぼ一巡していることを考えると・・・
本日もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で7兆9645億円、売買高は34億3300万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は907銘柄、値下がりは677銘柄、変わらずは61銘柄。
日経平均 39,227.39 +373.71
TOPIX 2,703.72 +21.70
スタンダード 1,140.82 +3.95
グロースCore 859.85 +11.09
グロース250 625.76 +3.22
10/31経済指標&決算発表
・国内
植田日銀総裁記者会見
日銀、経済・物価情勢の展望を公表
9月鉱工業生産指数(8:50)
9月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
第一三共、JT、HOYA、武田、デンソー、富士通、大塚HD、三菱電、住友商、ルネサス、豊田織機、JR東日本、パナソニックH、豊通商、日本酸素、コナミG、レーザーテク、商船三井、ZOZO、協和キリン、ANA、大塚商、住友林、大ガス、アイシン、富士電機、MonotaRO、阪急阪神、スクリン、小野薬、積水化、TIS、特殊陶、三和HD、九州電、東北電、新電工、イビデン、ソシオネクスト
・海外
中国10月製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:30)
米9月個人所得(21:30)
米9月個人消費支出(21:30)
《米決算発表》
アップル、アマゾン・ドットコム、インテル、ウーバー・テクノロジーズ、シグナ、CMSエナジー、インターコンチネンタル取引所、インターナショナル・ペーパー、イートン、エスティ・ローダー、リジェネロン・ファーマシューティカルズ、メルク、ウィスコンシン・エナジー、サザン、コノコ・フィリップス、W・W・グレインジャー、ケロッグ、アメテック、ザイレム、エクセル・エナジー
《アジア決算発表》
サムスン電子
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