グラーツ投資顧問の投資情報速報
★11月8日(金)16:00 公開★ 11月オプションSQ値は39,901.35銭
▼本日の相場振り返り
前日の米ハイテク株高を好感し週末金曜の東京市場も取引開始から指数寄与度の大きい値嵩の大型グロース株中心に買いが先行し日経平均は400円超えの大幅続伸スタート。
米国ではパウエル議長からFOMC後の結果公表が行われたが、結果については事前の市場予想通り0.25%の利下げ実施が正式に表明された。
この利下げ実施を受け債券市場では長期金利が低下、金利の低下を好感する形で割高感の薄まったグロースハイテク株へ資金が向かい、ハイテク株主体のナスダック指数は285ポイント高と大幅に続伸、終値ベースで連日で最高値を更新して取引を終了。
東京市場でも<9984>ソフトバンクGや<9983>ファストリ、<8035>東京エレクなど指数寄与度の大きい大型グロース株が寄り付きから大量の買いを集め軒並み買い気配スタート、ソフトバンクG1銘柄で指数を80円、ファストリが70円、東京エレクが40円程序盤の日経平均を押し上げる格好に。
前日比402円高の39,783円で取引を開始した日経平均は直後に39,818円まで買い進まれる場面も見せたが、その後の買いが続かず39,818円を高値にその後は戻り待ちの売りに押され伸び悩みの様相に、週末ということもあるのだろうが、昨日の動きを見ていてもやはり4万円大台が近づけば戻り待ちの売りも増えるなど上値も重い状況であることが足元の相場からは見て取れる。
4万円大台を突破し一段高を演じるには何かしらの材料がほしいところである、必要なのは政策的な後押しか。
先月の衆議院選では今後の日本を背負う若い世代から多くの支持を受けたのが国民民主党、国民民主党の経済政策のポイントは、減税や社会保険料の軽減を通じた「手取り収入の増加」を政策の第一に掲げている。
直近発表される国内経済指標を見ても日本の実質賃金は足元で3ヵ月ぶりにマイナスとなっており、物価の上昇と賃上げの好循環が止まりかねない状況が見て取れる。
このあたりを踏まえ石破首相が素直に若い世代の声を受け、議席を大きく伸ばした国民民主党と手を組み、実質賃金の引上げによる消費刺激策に踏み切れば日本経済全体にとってプラスになるのではないか。
日本経済全体が盛り上がれば国民の多くも豊かさを実感することとなる、その時こそ日経平均が本格的に上昇トレンドに入る時と考える。
今週もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で5兆2651億円、売買高は24億412万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は632銘柄、値下がりは971銘柄、変わらずは43銘柄。
日経平均 39,500.37 +118.96
TOPIX 2,742.15 -0.93
スタンダード 1,144.70 +2.33
グロースCore 875.19 +9.83
グロース250 626.88 +4.14
11/11経済指標&決算発表
・国内
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(10/30~31開催分)
10月景気ウォッチャー調査(14:00)
10年物価連動国債入札
《決算発表》
リクルートHD、ブリヂストン、パンパシHD、大日印、いすゞ、大林組、日清食HD、明治HD、千葉銀、日産化、ふくおか、KOKUSAI、飯田GHD、めぶきFG、パーソルHD、アコム、楽天銀行、コーセー、ポーラオルHD、構造計画
・海外
気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)(アゼルバイジャン、11/22まで)
中国独身の日
《米決算発表》
特になし
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