グラーツ投資顧問の投資情報速報
★11月15日(金)16:00 公開★ 大手メガバンク軒並み高
▼本日の相場振り返り
週末金曜の日経平均は200円超えの大幅反発スタート、前日比214円高の38,749円で取引を開始した日経平均はその後も週末とは思えない強さを発揮すると取引開始早々には上げ幅を500円超えに広げ節目の39,000円を回復し一時39,101円まで上昇。
日経平均急反発の要因は為替市場で156円台の半ばまで進んだ円安。
前日の米国ではFRBのパウエル議長が講演を行い、米国経済は底堅く推移しておりここからあえて追加の利下げを慌てて行う必要はないと述べた事をきっかけに為替市場では日米金利差は当面縮小しにくいとの見方が強まりドルを買って円を売る動きが加速、米国時間帯には1ドル156円台へと円安が進行。
東京市場はこの156円台半ばまで進んだ円安が追い風、取引開始から輸出関連株を中心にまとまった買いが波及し指数を押し上げる格好となった。
加えて昨日の大引け後に2025年3月期の純利益予想をそろって上方修正した<8306>三菱UFJフィナンシャルグループなど大手メガバンクの市場予想を上回る良好な決算も昨日までの重苦しいムードを一変させ買いに拍車をかける形になったことが考えられる。
三菱UFJが発表した決算は今期最終を17%上方修正し最高益予想を上乗せ、配当も10円増額し年60円配当に。
三井住友は今期最終を9%上方修正し最高益予想を上乗せ、配当も実質9%増額。
みずほは今期最終を9%上方修正し最高益予想を上乗せ、配当も15円増額と3行とも軒並み良好な内容。
3行の株価も軒並み買いが先行しみずほは一時3727円まで買い進まれ7月高値を上回り年初来の高値を更新、三菱UFJと三井住友も買い先行スタートから一段高を演じ揃って7月高値目前まで迫る強い上昇となった。
米国市場と同様にトランプラリーが期待された今週の東京市場だが、日経平均は火曜に一時39,866円まで買い進まれて以降は戻り待ちの売りに押され昨日まで3営業日続落と盛り上がりに欠ける内容、本日も序盤は強い買いが先行し一時節目の39,000円を回復する場面も見せるが、その後の買いが続かず最後は107円高と高値からは上げ幅を縮小して取引を終了、4営業日ぶり反発とはなったものの上値も重くイマイチ物足りない上昇である。
来週からの本格出直りに期待したい、今週もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆6014億円、売買高は21億8810万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は813銘柄、値下がりは768銘柄、変わらずは64銘柄。
日経平均 38,642.91 +107.21
TOPIX 2,711.64 +10.42
スタンダード 1,137.25 -3.65
グロースCore 864.34 +4.85
グロース250 625.95 +0.72
11/18経済指標&決算発表
・国内
9月機械受注(8:50)
《決算発表》
特になし
・海外
米9月対米証券投資(11/19 6:00)
G20サミット(リオデジャネイロ、~11/19)
《米決算発表》
特になし
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