グラーツ投資顧問の投資情報速報
★11月25日(月)16:00 公開★ 日経平均一時節目の39,000円を回復
▼本日の相場振り返り
休み明け月曜の日経平均は400円に迫る大幅続伸スタート。
先週末比396円高の38,679円で取引を開始した日経平均は直後に上げ幅を700円超えに広げると節目の39,000円を回復。
先週末の米国では取引開始前に11月の米国購買担当者景気指数速報値が発表され、結果は事前の市場見通しを大幅に上回る55.3と2年7カ月ぶりの高い伸びで着地、米国国民の旺盛な消費というものがあらためて実感させられる内容となった。
この結果を受け株式市場では景気敏感株へ資金が向かいダウ平均は426ドル高と最高値を更新、ナスダック指数も31ポイント高、機関投資家がベンチマークとして採用するS&P500指数も20ポイント高と米主要指数は揃って上昇。
休み明けの東京市場でも米国株高を好感したと思われる資金が取引開始から幅広いセクターへ広がり日経平均は大幅続伸で取引を開始。
その後も鉄鋼や機械、銀行株、保険など景気敏感株中心にまとまった資金が向かい指数を押し上げる格好に、ウクライナとロシアを巡る地政学リスクへの懸念が足元でやや後退していることも投資家心理を和らげ出遅れ感の強い日本株を買う動きが強まったことが考えられる。
米国では今週28日が感謝祭の休日、翌29日が感謝祭明けのブラックフライデーとなりいよいよ年末商戦が本格化を迎える。
足元で発表される米国の経済指標を見ても個人消費の活発さは衰えを見せず、それどころか勢いを見せていることが確認出来る。
この個人消費の強さというものは年末商戦にはプラスに作用、旺盛な個人消費を追い風に米主要指数は年末に向け一段高を演じることが考えられる。
米国株に連動性の強い日本株にとっては追い風この上ない状況、日経平均もここから年末にむけて4万円大台回復を睨んだ推移が想定される。
来週からスタートする12月相場は年を通じ最も上昇パフォーマンスが高く、利益を取りやすい時期と言われている。
ここからは強気の押し目買いスタンスで臨んでいきたい。
本日もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で6兆5076億円、売買高は27億4589万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は744銘柄、値下がりは823銘柄、変わらずは78銘柄。
日経平均 38,780.14 +496.29
TOPIX 2,715.60 +19.07
スタンダード 1,127.59 -1.51
グロースCore 850.87 -0.90
グロース250 638.18 +3.37
11/26経済指標&決算発表
・国内
10月企業向けサービス価格指数(8:50)
《決算発表》
DyDo、人夢技術
・海外
米9月FHFA住宅価格指数(23:00)
米9月ケース・シラー米住宅価格指数(23:00)
米10月新築住宅販売件数(24:00)
米11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(24:00)
FOMC議事要旨(11/6、7開催分)(11/27 4:00)
米5年国債入札
《米決算発表》
デル、HP、ベストバイ、JMスマッカー、アナログ・デバイセズ、クラウド・ストライク
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