グラーツ投資顧問の投資情報速報

★11月26日(火)16:00 公開★ トランプ次期米大統領が自身のSNSに投稿した追加関税に関する発言が重しに

▼本日の相場振り返り

ダウ平均大幅続伸を受け東京市場でも日経平均の大幅続伸スタートが期待されたのだが、いざ取引が開始されるや日経平均は200円に迫る反落スタート。

前日比184円安の38,596円で取引を開始した日経平均はその後も断続的な売りに押され時間とともに水準を切り下げると取引開始早々には下げ幅を500円超えに広げ一時38,200円台前半まで下押す展開に。

トランプ次期米大統領が米国時間の25日に中国からのほぼ全ての輸入品に対して追加で10%の関税をかけると自身のSNSに投稿したことが嫌気売りを誘った形である。

トランプ氏は中国からメキシコなどを経由し合成麻薬「フェンタニル」が米国に流入していることへの対抗措置と表明、またカナダやメキシコについても2025年1月20日の就任初日に25%の追加関税を課すための大統領令に署名し、この措置は合成麻薬や不法移民の流入が終わるまで続けると宣言した。

前日の米国では次期トランプ政権が投資家のスコット・ベッセント氏を財務長官に指名したことで膨れ上がる米国債務を抑えられるのではないかとの期待から買いが先行、またイスラエル政府がヒズボラと停戦合意に向けた閣議開催との報道を受け、中東情勢の悪化懸念が和らいだことも買い安心感につながりダウ平均は440ドル高と連日での最高値更新で取引を終えるなど東京市場にとってはこの上ない追い風になる事が想定されたが・・・・

東京市場にとっては早すぎる「トランプショック」の襲来、まだ大統領に就任する前の段階であり、想定よりも早いタイミングでの関税強化の示唆に投資家も買い持ち高を減らす動きが強まった感じであり、昨日上昇分を吐き出す格好となってしまった。

日経平均は昨日の上昇で日足ベースの25日線を明確に上回り、トレンドも上方向へ転換したと思われたのだが・・・・

先週下げ止まりを見せた75日線で踏みとどまり再度の仕切り直しとなる展開に期待したい。

本日もお疲れ様でした!


▼主要指数&株式スケジュール

本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆3369億円、売買高は19億550万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は703銘柄、値下がりは895銘柄、変わらずは47銘柄。

日経平均            38,422.00     -338.14
TOPIX          2,689.55     -26.05
スタンダード        1,123.93 -3.66
グロースCore        841.91     -8.96
グロース250    635.47     -2.71

11/27経済指標&決算発表
・国内
40年国債入札

《決算発表》
カシオ

・海外
米7-9月期GDP改定値(22:30)
米10月耐久財受注(22:30)
米10月NAR仮契約住宅販売指数(24:00)
米10月個人所得(24:00)
米10月個人消費支出(24:00)
米7年国債入札

《米決算発表》
特になし

━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
無料銘柄診断・無料相談・問い合わせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼メールで問い合わせはコチラをクリック
→【問い合わせフォームへ】←
(※24時間受付・営業時間内対応)

▼電話で問い合わせはコチラ
TEL:03-5847-3520
(※土日・祝日を除く 平日09:00~17:00)
━━━━━━━━━━━━━━━━━

無料銘柄相談

保有中の銘柄動向や対処法など
銘柄に関してのご相談はすべて
私達にお任せください
無料で診断させていただきます
03-5847-3520 ご相談はコチラから

マーケット情報

金融庁 Financial Services Agency
お客様本位の業務運営に関する基本方針
ADR FINMAC 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
一般社団法人 日本投資顧問業協会
ページトップへ