グラーツ投資顧問の投資情報速報
★12月13日(金)16:00 公開★ 12月メジャーSQ値は39,434.85銭、SQ通過後の日経平均は・・・
▼本日の相場振り返り
前日の米国株安を受け週末の東京市場も取引開始から売りが先行、日経平均は225円安と5営業日ぶり反落で取引を開始。
前日の米国では前の日のCPIに続き11月PPIが発表されたが、結果は前月比0.4%上昇と事前の市場予想0.2%上昇を上回って着地。
このPPIを受け債券市場では長期金利が先月22日以来となる4.334%まで上昇、金利の上昇を受け割高感が強まった株を売る動きが強まりダウ平均は234ドル安と6営業日続落に、ハイテク株主体のナスダック指数も132ポイント安と反落で取引を終了した。
米国株安を受け夜間帯のCME日経先物も売りが先行し終値は前日の東京市場終値を200円超下回る39,660円で取引を終えた。
本日の東京市場は前日急上昇の反動に加え米国株安を嫌気する形で寄り付きから幅広い銘柄へ売りが波及、日経平均は225円安と5営業日ぶり反落で取引を開始するとその後も週末のポジション調整売りを交えながら時間とともに水準を切り下げる格好、取引開始早々には下げ幅を300円超えに広げ一時39,484円まで売られると、前引け間際には下げ幅を600円超えに広げ一時39,247円まで下押す場面も見せた。
本日の東京市場では寄り付きで12月メジャーSQが執行され、SQ値は【39,434.85銭】で決着した。
序盤は軟調ながらSQ値を上回っての推移が続いたが、前引け間際に下げ足を強めるとSQ値39,434.85銭を下回る動きとなった。
朝の概況でもお伝えしたが、SQを通過することで買い方も動きを取りやすく目先の需給も改善される、またSQ値を早い段階で上回ってくるようだと先高への期待も強まり目先は強含み推移の相場展開が期待される。
逆にSQ値を捉えきれなかったり下回るような展開となれば・・・
来週は日本時間の17日から18日にかけて米FOMCが、国内では18日水曜から19日にかけて年内最後の日銀政策決定会合が開催される。
日銀政策決定会合については今会合での追加利上げは無く現状の金融政策維持が、米FOMCでは0.25%の追加利下げを市場では予想している。
足元発表される強い米経済指標を見る限りもしかするとFRBも今会合での追加利下げは見送り現状の金融政策の維持という動きも考えられる。
そうなれば追加の利下げ観測を足掛かりに買い進まれていた米国株は失望売りで・・・・
今週もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆4220億円、売買高は19億9363万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は530銘柄、値下がりは1053銘柄、変わらずは61銘柄。
日経平均 39,470.44 -378.70
TOPIX 2,746.56 -26.47
スタンダード 1,198.87 -7.49
グロースCore 920.36 +9.03
グロース250 644.81 +3.17
12/16経済指標&決算発表
・国内
10月機械受注(8:50)
10月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
パーク24、サンバイオ、ファースト住、トウキョベース、システムディ、ダイワサイクル、梅の花、tripla、クシム、プロレド、LeTech、Mマート
・海外
中国11月鉱工業生産(11:00)
中国11月小売売上高(11:00)
米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数(22:30)
《米決算発表》
特になし
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