グラーツ投資顧問の投資情報速報

★12月16日(月)16:00 公開★ 日経平均はSQ値を挟んで売り買い膠着の強い展開に

▼本日の相場振り返り

休み明け月曜の日経平均は小幅反発スタート。

為替市場で153円台半ばまで進んだ円安に加え先週末の米ハイテク株高が下支えになった格好、日経平均は先週金曜に300円超えの急反落を演じた事で寄り付きは目先のリバウンドに期待した買いも入ったことが考えられる。

先週金曜の米国株はダウ平均は86ドル安と7営業日続落もハイテク株主体のナスダック指数は23ポイント高と小幅に反発するなど主要指数の終値は高安マチマチに、年内最後となるFOMCを前に内容を見極めたいムードが強く全般ポジション調整に伴う売買に終始した。

米国市場は主要指数が高安マチマチと小幅な値動きとなったが、東京市場の追い風になったのが為替市場で153円台半ばまで進んだ円安。

日本時間明日から開催される米FOMCでは強い経済指標を受け今後の利下げスピードが市場の想定よりも遅くなるのではないかとの観測から低下傾向が続いていた長期金利がここにきて上昇に転じてきている、国内では18日から開催される日銀政策決定会合で現状の金融政策の維持が見込まれるなど日米の金利差は拡大傾向に。

この日米金利差拡大を睨み為替市場ではドルを買って円を売る動きが強まり153円台半ばまで円安が進行。

この円安を足掛かりに輸出恩恵度の高い自動車やハイテク、指数寄与度の大きい値嵩の半導体関連銘柄の一角に取引開始から目先のリバウンド狙いと思われる買いが波及し指数を押し上げる形に、日経平均は前日比81円高の39,551円で取引を開始し直後に上げ幅を200円近くに広げ39,632円まで買い進まれる場面も見せた。

先週金曜の東京市場では12月のメジャーSQが執行され、SQ値は39,434円で着地したが、SQ通過後の日経平均は週末さらには直近上昇の反動から目先の利益を確定させる動きに押され瞬間的にSQ値を下回る展開となった、売り一巡後は押し目買いで値を戻すなど最後はかろうじてSQ値を上回って取引を終了。

同日の夜間帯の日経先物の動きを見ても一時38,450円まで下落に転じる場面も見せたが、終盤にかけては切り返し最後は39,600円とSQ値を割り込まず取引を終えている。

先週金曜のSQ通過後の動きとナイトセッションの動きから考えると、参加者の多くも目先はSQ値39,434円を下値目途と意識しているのではないか。

海外勢の多くがクリスマス休暇で不在になる来週は東京市場の風物詩である掉尾の一振に向け日経平均も一段高を演じる展開が想定される、それまでは39,500円処での底固めの展開か。

日米金融イベント通過後のアク抜けを狙い押し目は強気で拾っていきたい。


▼主要指数&株式スケジュール

本日の東証プライムの売買代金は概算で3兆3314億円、売買高は15億2824万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は612銘柄、値下がりは975銘柄、変わらずは57銘柄。

日経平均            39,457.49     -12.95
TOPIX          2,738.33     -8.23
スタンダード        1,193.54 -5.33
グロースCore        907.83     -12.53
グロース250    638.27     -6.54

12/17経済指標&決算発表
・国内
20年国債入札

《決算発表》
特になし

・海外
FOMC(~12/18)
米11月小売売上高(22:30)
米20年国債入札

《米決算発表》
特になし

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