グラーツ投資顧問の投資情報速報
★12月27日(金)16:00 公開★ 4万円大台回復
▼本日の相場振り返り
27日の日経平均は100円超えの3営業日続伸スタート。
休場明けとなる前日の米国株はダウ平均が28ドル高と小幅に4営業日続伸も、長期金利の上昇が重しとなりハイテク株主体のナスダック指数は10ポイント安と4営業日ぶり反落で取引を終えるなど主要指数の終値は高安マチマチに、休場明けということもあり動意に乏しく全般様子見ムードの強い展開に終始。
米国株の足かせになったのが取引開始前に発表された新規失業保険申請件数が21.9万件と市場予想の22.4万件を下回る強い結果となった一方、継続失業保険受給者数が191万件と2021年11月以来の水準に悪化。
強弱まちまちの失業データを受けて米10年債利回りは前営業日4.58%から4.584%にわずかに低下、この長期金利の上昇が株式市場には重しになった格好。
米国株は主要指数の終値が高安マチマチと東京市場への影響は限定も、追い風となったのが米長期金利上昇をきっかけとした為替市場での円安、米国時間帯に1ドル158円台後半まで進行した円安が好感され東京市場でも円安恩恵度の高い自動車やハイテク、半導体関連銘柄へ資金が向かい指数を押し上げる格好に。
前日比104円高の39,672円で取引を開始した日経平均はその後も週末のポジション調整売りをこなしながらジリ高歩調、取引開始30分後には上げ幅を200円超えに広げ39,800円台を回復、その後も買いの手を緩めず騰勢を強めると11時には上げ幅を400円超えに広げ4万円の大台を回復した。
終値ベースでの4万円大台回復は7月19日以来となる。
日経平均は前日の大幅上昇により12月SQ値39,434.85銭を明確に突破、SQ値を捉えたことで先高への期待が一気に高まったことが考えられる。
期待されていた年内4万円大台を回復したことで投資家のマインドも好転、ここからは指数から出遅れ感のある中小型株へ資金が向かう可能性が十分考えられる。
朝の概況でもお伝えしたが、年明けの年始相場に期待し押し目があるようなら少しだけでも拾って株を枕に年を超すのも良いのではないか。
今週もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆3282億円、売買高は21億3623万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1356銘柄、値下がりは248銘柄、変わらずは31銘柄。
日経平均 40,281.16 +713.10
TOPIX 2,801.68 +34.90
スタンダード 1,225.09 +7.08
グロースCore 932.02 +17.49
グロース250 644.82 +12.66
12/30経済指標&決算発表
・国内
東証大納会
《決算発表》
アビスト
・海外
米11月NAR仮契約住宅販売指数
《米決算発表》
特になし
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