グラーツ投資顧問の投資情報速報
★1月8日(水)16:00 公開★ 日経平均一時39,700円台前半まで下押すも・・・
▼本日の相場振り返り
前日の米国株安を受け東京市場でも取引開始から幅広い銘柄へ売りが波及し日経平均は200円超えの反落スタート。
前日の米国市場では取引開始前に発表された強い経済指標を受け債券市場で長期金利が上昇、金利の上昇を受け相対的な割高感が強まった株を売る動きが加速し、ダウ平均は178ドル安と続落、ハイテク株主体のナスダック指数も375ポイント安と3営業日ぶり反落で取引を終えるなど米主要指数は揃って下落。
本日の東京市場も米国株安の流れから取引開始から指数寄与度の大きい値嵩の大型グロース株中心に売りが波及し日経平均は205円安の39,879円と前日に回復した4万円の大台を下回って取引を開始、その後も昨日の大幅上昇に対する反動から目先の利益を確定させる動きに押され取引開始早々には下げ幅を400円近くに広げ一時39,700円台前半まで下押す展開に。
米国市場で金利の上昇が重しとなりハイテク株が大きめの下げを演じた事から東京市場でも前日に日経平均大幅高の牽引役となった<8035>東エレクや<6857>アドバンテスト、<9983>ファストリ、<9984>ソフトバンクGなど指数インパクトの大きい値嵩株が大きめの下げ、ファストリとソフトバンクGの2銘柄で序盤の日経平均を100円強押し下げる格好。
半面、為替市場で158円台まで進んだ円安を足掛かりに<7203>トヨタなどの自動車株、米長期金利上昇を受け米国で事業を展開する<><8306>三菱UFJや<8411>みずほなど大手メガバンクなど金融株の一角がしっかりの展開。
取引序盤に下げ幅を378円に拡げ一時39,705円まで下押しを見せた日経平均だが、売り一巡後は売り方の買戻しに押し目買いも入り下げ渋りの様相、切り返しに期待がかかるも日本時間の今晩には米国で12月民間雇用統計の発表に、先月開催分のFOMC議事要旨の公表が控えていることから、内容を見極めたいムードも強く序盤の売り一巡後は積極的な売り買いは手控えられ様子見ムードの強い展開に終始、最後は102円安の39,981円と反落ながら安値からは値を戻して取引を終えた。
東京市場は今週末金曜に1月オプションSQ算出が控えている、そう考えると明日はSQ算出に絡んだ需給的な売買で上下に振れの大きい展開というのも想定される、売り方の踏み上げを誘う展開に期待したい。
本日もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆4624億円、売買高は18億5328万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は389銘柄、値下がりは1217銘柄、変わらずは38銘柄。
日経平均 39,981.06 -102.24
TOPIX 2,770.00 -16.57
スタンダード 1,204.17 -10.10
グロースCore 803.86 +6.71
グロース250 643.67 +2.73
1/09経済指標&決算発表
・国内
12月毎月勤労統計調査(8:30)
12月都心オフィス空室率(13:00)
《決算発表》
ファーストリテイ、7&I-HD、キユーピー、スギHD、イオンモール、久光薬、イオンFS、イオンディライ、フジ、OSG、いちご、U.S.M.H、ベル24HD、オンワードHD、マルゼン、大有機、キャンドゥ、キユソー流通、クリーク&リバ、わらべや、イートアンドH、アヲハタ、三協立山、明光ネット、三光合成、日本BS放、放電精密、フェリシモ、ドーン
・海外
《米決算発表》
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、コンステレーション・ブランズ
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