グラーツ投資顧問の投資情報速報
★1月10日(金)16:00 公開★ 1月オプションSQ値は39,343.19銭、SQ通過後の日経平均は・・・
▼本日の相場振り返り
週末金曜の日経平均は前日比54円安と3営業日続落で取引を開始。
前日比54円安の39,550円で取引を開始した日経平均はその後も3連休前のポジション調整売りと見られる売りに押され水準を切り下げる格好に、前場の中ごろには下げ幅を400円超えに拡げ39,166円まで下押す場面も見せた。
前日の米国市場はジミー・カーター元大統領死去に伴う国民追悼の日により株式市場は休場、為替市場でのドル円は158円台半ば推移しており東京市場へ与える影響は特段ないにもかかわらず日経平均は
3営業日続落スタートから一段安に、日経平均を下押したのが指数寄与度の筆頭格である<9983>ファストリ株の急落。
同社は昨日大引け後に25年8月期第1四半期の決算を発表し連結最終利益は前年同期比22.4%増の1319億円に伸び、通期計画の進捗率も3850億円と34.3%に達して着地。
ただ5年平均の42.4%は下回り、直近3ヵ月の実績である9-11月期(1Q)の売上営業利益率も前年同期の18.1%から17.6%に低下した事が嫌気され本日の株価は売り気配スタートから一段安に、同社だけで序盤の日経平均を300円強下押すなど同社株の下落が直結した形である。
東京市場では寄り付きで1月オプションSQ算出が執行され、注目のSQ値は【39,343.19銭】で決着した。
SQ通過後の日経平均は売り気配スタートとなったファストリ株の影響もあり一時39,243円まで下押す場面も見せたが、売り一巡後は押し目買いも入り下げ渋りから切り返し、一気に戻りを試す展開が期待されるもその後の買いが続かず買い一巡後は再度売り直しを浴びる格好に。
売り直しを浴びるきっかけとなったのが時間外での米株価指数先物安に為替市場での円安一服、東京市場取引開始前は158円台半ばで推移していたドル・円が取引開始と同時にややドル安に転換し157円台まで円が買い戻された事が重しになった感じである。
国内では明日から成人の日に絡んで3連休、また日本時間今晩には注目の12月雇用統計の発表も控えていることから内容を見極めたい向きも多く、積極的な買いも入りにくい格好である。
週末金曜の日経平均は3営業日続落、また終値ベースでSQ値39,343.19
を下回って取引を終了と引け味としては少々嫌な感じの終わり方である、来週は仕切り直しが出来るのか?
今週もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆2834億円、売買高は17億3622万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は438銘柄、値下がりは1132銘柄、変わらずは74銘柄。
日経平均 39,190.40 -414.69
TOPIX 2,714.12 -21.80
スタンダード 1,195.60 -6.70
グロースCore 900.81 +1.42
グロース250 644.72 +1.30
1/14経済指標&決算発表
・国内
11月国際収支・貿易収支(8:50)
12月景気ウォッチャー調査(14:00)
5年国債入札
《決算発表》
東宝、ベイカレント、SHIFT、ビックカメラ、U-NEXT、Sansan、パルGHD、マネフォワード、クリレスHD、イズミ、クリエイトSDH、サカタのタネ
・海外
米12月生産者物価指数(PPI)
《米決算発表》
特になし
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