グラーツ投資顧問の投資情報速報
★1月31日(金)16:00 公開★ 日経平均3連騰
▼本日の相場振り返り
週末金曜の日経平均は61円高と小幅に3営業日続伸で取引を開始。
前日の米国市場では取引開始前に発表された10-12月期のGDP速報値が前期比年率で2.3%増と市場予想の2.5%増を下回って着地したことを受け債券市場では長期金利が低下、金利の低下を好感し株式市場では株を買う動きが強まりダウ平均は168ドル高と反発、ハイテク株主体のナスダック指数も49ポイント高と主要指数は揃って反発も、トランプ米大統領がカナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課す方針をあらためて表明したことが重しとなり引け際に欠け急速に上げ幅を縮小させるなど引け味としてはイマイチ。
トランプ大統領による関税発言が警戒された週末の東京市場だが影響は限定、日経平均は61円高の39,574円と小幅に3営業日続伸で取引を開始するとその後も先高に対する押し目買いで水準を切り上げると取引開始早々には上げ幅を3ケタに広げ一時39,641円まで買い進まれる場面も見せた。
日経平均は本日段階で28日に中国ディープシークショックの影響で急落を演じた窓を埋めており、また日足チャート上に位置する短期線を明確に上回る動きが見て取れる。
テクニカル的にも目先はトレンドも好転し来週からの2月相場では再度4万円大台回復トライに向けた動きが考えられる。
2月の株式市場は節分天井などのアノマリーもあり上昇に期待出来ないイメージがあるが、過去の東京市場の動きを振り返ると直近20年では13勝7敗と勝ち越すなどまずまずの成績であり、昨年に関しては2月22日に日経平均は34年ぶりにバブル後の高値を上回り史上最高値を更新している。
東京市場を取り巻く国内外の要因を見てもそこまで影響を及ぼすイベントも無く、警戒されるのはトランプ政権による関税を巡る懸念だけ。
そう考えると来週から本格化を迎える企業決算が一巡すれば、好決算発表銘柄や3月期末を睨み高配当銘柄中心に先回り的な買いが入ることが想定される。
日経平均4万円大台回復から一段高を見据え押し目は積極的に拾っても良いのではないか。
1月相場お疲れ様でした、来週からの2月相場も引き続き張り切って参りましょう!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆6090億円、売買高は18億9969万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は606銘柄、値下がりは976柄、変わらずは58銘柄。
日経平均 39,572.49 +58.52
TOPIX 2,788.66 +6.73
スタンダード 1,252.73 +13.86
グロースCore 927.09 -1.17
グロース250 650.67 -1.93
2/03経済指標&決算発表
・国内
日銀金融政策決定会合の主な意見(1/23~24開催分)
1月新車販売台数(14:00)
1月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
みずほ、HOYA、村田製、JR東日本、JR東海、京セラ、ANA、大塚商、中部電、小野薬、ヒロセ電、ヤマトHD、三菱自
・海外
中国1月財新製造業PMI(10:45)
米1月ISM製造業景況指数(24:00)
《米決算発表》
タイソン・フーズ
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