グラーツ投資顧問の投資情報速報
★2月19日(水)16:00 公開★ 日経平均3営業日ぶりに反落
▼本日の相場振り返り
19日の日経平均は40円安と小幅に3営業日ぶり反落で取引を開始。
前日の米国株はダウ平均が10ドル高と小反発、ハイテク株主体のナスダック指数も14ポイント高と小幅に4営業日続伸で取引を終えるなど主要指数は揃って小幅に上昇、材料難の中で主要指数は前日終値を挟みプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりの推移が続いたが、終盤にかけやや買いの勢いが強まり最後は揃って小幅上昇で取引を終えた。
前日比40円安の39,230円で取引を開始した日経平均は直後に下げ幅を100円超えに広げ一時39,138円まで下押す場面も見せたが、売り一巡後は押し目買いで値を戻すなど深押しは見せない格好。
売り一巡後に前日終値まで値を戻した日経平均だが、その後の買いが続かず序盤の売り買い一巡後は39,300円を挟んで売り買い膠着の強い展開に終始、引き続き下値での買い意欲は強いものの上値を積極的に
買い向かう動きは見られない状況である。
指数は序盤の売り買い一巡後は方向感に乏しく様子見ムードの強い展開に終始したが、目先筋中心に個別への物色意欲は強く本日も値を飛ばす銘柄が多く観測された。
<4978>リプロセルや<4592>サンバイオ、<4570>免疫生物、<4591>リボミックなど本日もバイオ株への物色が活発、バイオ銘柄は為替や金利の影響を受けにくく、ディフェンシブの観点から資金が向かっていることが考えられる。
埼玉県八潮市での道路陥没事故を受け朽化したインフラの早期発見につなげるため、石破茂首相は月内にも開くデジタル行財政改革会議で、上下水道の維持管理のデジタルトランスフォーメーション体制を急ぐよう指示、国内の水道管は耐用年数を超す水道管が多く老朽化をめぐる問題は全国各地で相次いでいるのが現状。
昨年1月に発生した能登半島地震では上下水道の復旧が遅れ、生活再建に支障をきたしたが、この遅れというのも耐震化が十分でなかったのが要因との見方が強まっている。
国を上げての老朽化した下水管をAIや衛星を使い早期に発見する姿勢を受け本日の東京市場では<5612>日本鋳鉄管や<5262>日本ヒューム管、<5268>旭コンクリートや<5602>栗本鉄工など関連銘柄が軒並み高に、水道インフラの再構築という国策銘柄として思惑買いを誘ったことが考えられる。
本日の日経平均は105円安の39,164円と3営業日ぶり反落で取引を終了、一時下げ幅を300円近くに広げ節目の39,000円を割り込む場面も見せたが、売り一巡後は押し目買いで切り返すなど39,000円は下値としての意識も強い感じである。
今週に入り何度もお伝えしているが、目先は39,000円を固めの展開が想定される。
39,000円処での押し目買い、2月SQ値39,432円処での戻り売りスタンスで臨みたい。
本日もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆5866億円、売買高は18億6848万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は596銘柄、値下がりは994銘柄、変わらずは50銘柄。
日経平均 39,164.61 -105.79
TOPIX 2,767.25 -8.26
スタンダード 1,253.95 +1.74
グロースCore 942.08 +1.95
グロース250 685.12 -1.92
2/20経済指標&決算発表
・国内
《決算発表》
特になし
・海外
米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
《米決算発表》
ウォルマート、センターポイント・エナジー、サザン、クアンタ・サービシーズ、ハズブロ、プール
━━━━━━━━━━━━━━━━━
無料銘柄診断・無料相談・問い合わせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼メールで問い合わせはコチラをクリック
→【問い合わせフォームへ】←
(※24時間受付・営業時間内対応)
▼電話で問い合わせはコチラ
TEL:03-5847-3520
(※土日・祝日を除く 平日09:00~17:00)
━━━━━━━━━━━━━━━━━