グラーツ投資顧問の投資情報速報

★2月20日(木)16:00 公開★ 150円台半ばまで進んだ円高を嫌気

▼本日の相場振り返り

前日の米国では先月開催分のFOMC議事要旨が公表され、今後の金融政策の見通しについてFOMC参加者メンバーの大半が足元の不確実性の高さを踏まえ、委員会が金融政策のスタンスをさらに調整する際には慎重なアプローチを取ることが適切だとの認識を示すなど、今後の追加利下げに対し慎重な姿勢をあらためて示す内容となった。

この議事要旨公表を受け米債券市場では長期金利が低下したが、為替市場では151円台半ばまで円高が進行、株式市場では序盤はトランプ政権による関税が重しとなり売りが先行するも、売り一巡後は押し目買いで下げ渋り、しばらくはプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりの展開が続いたが、大引けにかけやや買いの勢いが強まり最後は主要指数揃ってプラス圏に浮上、ダウ平均は71ドル高と小幅に続伸、ハイテク株主体のナスダック指数も14ポイント高と小幅に5営業日続伸で取引を終了。

この流れを受けた20日の東京市場は150円台まで進んだ円高が重しとなり日経平均は200円を超える続落で取引を開始。

前日比220円安の38,942円と寄り付きの段階で節目の39,000円を下回って取引を開始した日経平均はその後も円高を嫌った売りに押され時間とともにじり安歩調、取引開始早々には下げ幅を300円超えに広げるとその後も下げ止まりを見せること無く、前引けはこの日の安値となる584円安の38,579円で取引を終了。

本日の東京市場では取引開始と同時に円高に勢いが付き円高と株安が同時進行する悪循環の流れとなった、円高が逆風となる<7203>トヨタや<7211>三菱自動車など輸出関連株が取引開始からまとまった売りに押され軒並み安、このところ人気化していた防衛関連や半導体関連も利益確定売りに押され総じて軟調推移、日銀による追加の利上げが重しとなる不動産や建設など内需関連も総じて軟調と業種別の騰落状況を見ても全33業種中30業種が値を下げるまさに全面安の展開に。

最後も戻すことなく486円安の38,678円と大幅続落で取引を終了した。

心理的下値とされていた39,000円を大きく下回ったことで目先の下値としては昨年10月以降続いているレンジ相場の下限である38,000円が意識されるところである。

売り一巡後の落ち着きどころを探る感じか。


▼主要指数&株式スケジュール

本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆4888億円、売買高は18億7799万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は249銘柄、値下がりは1344銘柄、変わらずは47銘柄。

日経平均            38,678.04 -486.57
TOPIX          2,734.60     -32.65
スタンダード        1,242.48 -11.47
グロースCore         941.79 -0.21
グロース250    682.00 -3.00

2/21経済指標&決算発表
・国内
1月消費者物価指数

《決算発表》
特になし

・海外
米2月製造業購買担当者景気指数

《米決算発表》
特になし

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