グラーツ投資顧問の投資情報速報
★3月3日(月)16:00 公開★ 日経平均大幅反発
▼本日の相場振り返り
東京市場は本日より名実ともに3月相場入り。
3月相場入り初日の日経平均は500円に迫る急反発スタート、先週末比462円高の37,617円で取引を開始した日経平均はその後も売り方の買戻しに目先のリバウンド狙いの買いを誘い取引開始早々には一時37,720円まで買い進まれる展開に。
日経平均急反発の要因は先週末の米国株大幅高がきっかけ、先週末の米国株はダウ平均が601ドル高、ハイテク株主体のナスダック指数は302ポイント高と主要指数は揃って大幅に上昇、ウクライナとロシアとの戦争の終結を巡りトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談を行ったが、会談はまさかの喧嘩別れに、予定されていたウクライナの資源権益に関する協定も見送りになるなど新たな地政学リスクが意識され取引序盤は売りが先行する場面もあったが、売り一巡後は直近下落に対する反動から目先のリバウンド狙いの買いが優勢となりその後は最後まで買いが優勢に。
発表された1月個人消費支出が前月比+0.3%と12月から横ばいと概ね市場の事前見通し通りで着地したことも参加者の安心感を誘い買いに拍車をかけたのだろう。
休み明けの東京市場も米国株大幅高を受け取引開始から幅広い銘柄へ売り方の買戻しが入り日経平均は大幅反発スタートとなったが、取引開始早々に付けた37,720円を高値にその後は戻り待ちの売りに跳ね返しを食らうなど上値も重い状況、先週末のトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との会談が決裂したことによりトランプ大統領はウクライナの資源権益に関する協定への署名を見送り、ウクライナが求める停戦後の安全の保証のみならず、軍事支援の打ち切りも示唆した。
これを受け欧州各国は英仏を軸にウクライナを守るための有志国連合の協議を始め米国にも協力を求める感じだが、この求めに米国が応じるかどうかは不透明、もし米国が正式に協力に応じなければ新たな地政学リスクが発生する可能性も考えられる。
このあたりを懸念し一旦は戻ったところで売っておこうという気持ちが本日の東京市場では強まったことが考えられる。
米国株大幅高に為替市場での円高一服を足掛かりに3月相場入り初日の日経平均は一時上げ幅を565円に広げ一時37,720円まで買い進まれるも、買い一巡後は目先の利益を確定させる売りに押され失速、一時伸び悩みを見せた日経平均だが堅調推移を続けるアジア株高に時間外の米ダウ先物高を足掛かりに後場に入るや再度買い気を強め一段高、一時上げ幅を700円近くに広げ37,827円まで買い進まれる場面も見せた。
最後も629円高の37,785円と大幅反発で3月相場初日の取引を終了。
日経平均は本日の大幅反発で直近下げ幅に対する三分の戻しを達成、明日以降は戻り売りをこなしながら37,500円を固め下げ幅に対する半値戻しである37,920円を目指す展開に期待したい。
本日もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆1858億円、売買高は17億7186万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1407銘柄、値下がりは202銘柄、変わらずは29銘柄。
日経平均 37,785.47 +629.97
TOPIX 2,729.56 +47.47
スタンダード 1,208.20 -0.81
グロースCore 885.57 -2.34
グロース250 658.30 +4.53
3/04経済指標&決算発表
・国内
1月失業率(8:30)
1月有効求人倍率(8:30)
2月マネタリーベース(8:50)
10-12月期法人企業統計(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
DyDo、内田洋、ティーライフ、ダイサン、エイケン工業
・海外
《米決算発表》
ベストバイ、ターゲット、オートゾーン、クラウド・ストライク
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