グラーツ投資顧問の投資情報速報
★4月2日(水)16:00 公開★ トランプ政権による相互関税詳細公表を前に様子見ムード強まる
▼本日の相場振り返り
東京市場は新年度相場2日目に入り、日経平均は取引開始から一時127円高と続伸スタート。
その後買いは失速し、昨日の日経平均大幅上昇の影響を受け全体の買い戻し機運が高まり戻り売りが出やすくなっていることから上値の重い展開が続いているが、米国経済の方向性が不安定なことで売り買いが手控えられ、加えて関税詳細発表目前となり下値も限定的で市場では様子見ムードとなっている。
米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した3月の製造業景況感指数は49.0と、3カ月ぶりに好不況の境目とされる50を下回ったことやトランプ米大統領は日本時間4月3日朝5時に「相互関税」の詳細を明らかにすると見られ日本政府や市場ではネガティブな憶測が飛び交っている。
あえてこのタイミングでトレードする理由は乏しく、指数は序盤の売り買い一巡後に個別へ資金が向かい次第にこう着感が強まる傾向が予想されますので客観的に相場状況を判断することで利益にも繋がりやすくなります。
そんな中、1日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が5営業日ぶりに反発した。
日本株は足元で調整色を強めているとあって、打診買いに動く投資家の姿も見え、前日に米ハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連などに資金が集まっており東京エレクトロン、アドバンテストなど値がさの半導体関連株には買い戻しの動きもみられた。
他にもラーメンチェーンのハイデ日高が4営業日ぶりに反発しており一時、前日比112円(4.09%)高の2844円まで上昇した。
2025年2月期の単独営業利益について「前の期比2割増の55億円前後とあり、6年ぶりに最高益を更新した公算が大きく、業績拡大を好感した買いが先行していることから内需株に今、資金が集まっているのも事実だ。
ただ、トランプ関税の内容を見極めるまでは神経質な展開が想定される為、数々の情報がカギを握ります。
弊社は今後とも皆様のお力になれるよう全力で情報発信して参りますのでよろしくお願いいたします。
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆0324億円、売買高は18億4820万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は383銘柄、値下がりは1208銘柄、変わらずは46銘柄。
日経平均 35,725.87 +101.39
TOPIX 2,650.29 -11.44
スタンダード 1,207.57 -4.80
グロースCore 795.46 -2.03
グロース250 635.07 -1.89
4/03
経済指標&決算発表
・国内
10年国債入札
《決算発表》
キユーピー、クスリのアオキ、霞ヶ関キャ、平和堂、ワールド、不二越、オンワードHD、アヲハタ、三協立山、ナルミヤ、北恵、イーサポート、KTK
・海外
米2月貿易収支(21:30)
米3月ISM非製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
ラム・ウェストン・ホールディングス、コナグラ・ブランズ
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