グラーツ投資顧問の投資情報速報

★4月8日(火)16:00 公開★ 日経平均リバウンドで一時2,000円超

▼本日の相場振り返り

8日前場寄り付きの東京市場で日経平均株価は4日ぶりの急反発で始まり、一時2,000円を超える上げ幅を見せた。

トランプ米政権による関税政策を発端とした貿易戦争が世界景気を冷やすとの警戒感から前日に約1年5カ月ぶりの安値まで下落した反動による自律反発狙いの買いが先行している。

大幅な下落を受けて押し目買いが入りやすくなっていることもそうだが、7日のニューヨーク市場で米株式相場の動揺がやや後退したことも下支え材料となっている。

一方米国ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックが上昇、ダウ平均は349ドル安の37965ドルで取引を終えた。

序盤に1700ドル近く下げた後、プラス転換して900ドル近く上昇するも再びマイナス圏に沈むなど、関税を警戒した売りと押し目買いがせめぎ合って乱高下した。

ナスダックはプラス圏とマイナス圏を行き来したが、エヌビディアなど半導体株が強くプラスを確保し、ナスダックがプラスで終えたことで、株安の連鎖には歯止めがかかった。

東京市場も米市場でハイテク株が上昇した流れを受け<6857>アドバンテスト<8035>東京エレクトロンなどの半導体関連が買われ上昇が目立ち、米鉄鋼大手USスチールの買収を巡りトランプ米大統領が再審査を命じた<5401>日本製鉄は一時11%高となった。

ただトランプ米政権の関税政策による企業業績への影響範囲はなお見えない、中国は4日、トランプ米政権の相互関税を踏まえ、同じ34%の追加関税を米国からの輸入品にかける報復措置を公表した。

中国商務省は8日、中国が報復措置を撤回しなければ50%の追加関税を課すとの意向をトランプ米大統領が示したことに「断固反対する」と反発し「米国が関税を引き上げれば、自国の権益を守るため報復措置をとる」と強調した。

両国の貿易摩擦は一段と激しさを増すことも懸念され、これらが日本にどのような影響を及ぼすかは未だ不透明で投資家のリスクオフ姿勢今回で弱まりつつあるが完全に警戒感がなくなったとは言い難い。

トランプ関税による影響は大きく皆様も存じているかと思いますが全面安となり関税影響を受けない銘柄でさえ落ち込む格好となりました。

なぜなら業績の下振れを警戒した売りがかさんでいるからです。

8日、日経平均反発を見せましたが上昇継続はあくまで希望的観測、日本にとっての悪材料が出尽くしたとも限りませんので引き続き気を引き締めて相場と向き合っていきますようお願い致します。


▼主要指数&株式スケジュール

本日の東証プライムの売買代金は概算で5兆4198億円、売買高は26億3771万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1,621銘柄、値下がりは12銘柄、変わらずは4銘柄。

日経平均            33,012,58   +1,876,00
TOPIX          2,432,02   +143,36
スタンダード        1,124,43    +53,34
グロースCore         723,44    +61,68
グロース250       589,17   +54,62

4/09
経済指標&決算発表
・国内
3月消費動向調査(14:00)

《決算発表》
セブン&アイ、ABCマート、サイゼリヤ、マニー、コメダ、ベル24HD、古野電、トレファク、プログリット、ライトオン、グランド、GameWith、タカキュー

・海外
米連邦公開市場委員会(FOMC)
議事要旨(3/18~19開催分)(4/10 3:00)
米10年国債入札

《米決算発表》
なし

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