グラーツ投資顧問の投資情報速報
★4月15日(火)16:00 公開★ 日経平均続伸、終値ベースで34,000円回復
▼本日の相場振り返り
米国株高を受け東京市場も取引開始から買いが先行、日経平均は367円高と続伸で取引を開始。
トランプ大統領は先週末のスマホやパソコン製品に対する関税の除外措置に続き、前日には自動車メーカーが米国内の製造体制を整えられるよう時間的猶予を与えるため、輸入自動車・部品に対する関税の一時免除の可能性についても言及。
このトランプ発言を受け市場では相互関税に対する過度な懸念が後退、米国市場ではこれまで大きく売りに押されていた銘柄中心に買いが波及し主要指数は揃って上昇、ダウ平均は一時上げ幅を500ドル超に広げ40,778ドルまで買い進まれる場面も見せた。
スマホやパソコン部品の関税適用除外を受けてアップルが一時7.46%高まで上昇、デルも一時8.63%高まで上昇、市場予想を上回る決算を発表した投資銀行大手ゴールドマン・サックスが1.93%高まで買い進まれるなど米国市場では幅広いセクターへ資金が流入。
この流れを受けた本日の東京市場でも取り引き開始から幅広い銘柄へ買いが先行し日経平均は367円高と寄り付きの段階で節目の34,000円を上回って取引を開始するとその後も目先のリバウンド狙いの買いが続き日経平均は時間とともにジリ高歩調、取引開始早々には上げ幅を400円超に広げ一時34,408円まで買い進まれる場面も見せた。
トランプ大統領による輸入自動車・部品に対する関税の一時免除発言を受け<7203>トヨタや<7267>ホンダ、<7201>日産など自動車株や、<6201>豊田織機、<7259>アイシンなど部品関連が取引開始からまとまった買いを集め軒並み買い先行スタートに、好決算を発表したゴールドマン・サックスが大幅高を演じた流れから東京市場でも<8306>三菱UFJや<8316>三井住友などの大手メガバンクや地銀の一角も取引開始から買いが先行、序盤の業種別騰落状況を見ても全33業種中全業種が値を上げるまさに全面高スタートとなった。
ここにきて株式市場で懸念されていたトランプ政権による相互関税についてはようやく治まりを見せつつあるが、変わり身の激しいトランプ大統領を考えるともう一波乱あってもおかしくはない、もう大丈夫と油断せず引き続き慎重姿勢を崩さず、押し目狙いでこまめな売買に徹していきたい。
本日もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で3兆5147億円、売買高は15億8398万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は799銘柄、値下がりは762銘柄、変わらずは76銘柄。
日経平均 34,267.54 +285.18
TOPIX 2,513.35 +24.84
スタンダード 1,175.05 +4.34
グロースCore 766.33 +5.54
グロース250 640.87 +6.95
4/16
経済指標&決算発表
・国内
2月機械受注(8:50)
《決算発表》
特になし
・海外
独4月ZEW景況感指数(18:00)
米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米3月輸出物価指数(21:30)
米3月輸入物価指数(21:30)
《米決算発表》
ジョンソン&ジョンソン、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、PNCファイナンシャル
━━━━━━━━━━━━━━━━━
無料銘柄診断・無料相談・問い合わせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼メールで問い合わせはコチラをクリック
→【問い合わせフォームへ】←
(※24時間受付・営業時間内対応)
▼電話で問い合わせはコチラ
TEL:03-5847-3520
(※土日・祝日を除く 平日09:00~17:00)
━━━━━━━━━━━━━━━━━