グラーツ投資顧問の投資情報速報

★4月18日(金)16:00 公開★ 日経平均10日戻り高値を上回る

▼本日の相場振り返り

ダウ平均大幅に3営業日続落を受けた週末の東京市場だが、そこまで過剰反応はせず寄り付きの日経平均は34,353円と前日比ほぼ変わらず近辺で取引を開始。

前日の米国市場ではダウ平均が527ドル安と大幅に3営業日続落、ハイテク株主体のナスダック指数は20ポイント安と小幅に3営業日続落になるなど主要指数は揃って下落。

ダウ平均は大きめの下げとなったが、全体指数が売りに押されたのではなく指数採用銘柄であるユナイテッドヘルス・グループ1銘柄の急落によるもの、同社が発表した25年1-3月期の決算は医療コストの上昇が響き従来29.50-30ドルを見込んでいた1株利益が26-26.50ドルに下方修正、この市場予想を下回った決算を受け同社株は一時20%超下落し1998年8月以来の大幅安を記録、同社だけでダウ平均を600ドル程押し下げる形となった。

東京市場もこのあたりを考慮し日経平均も売り反応とはならなかったのだろう。

前日比24円安の34,358円で取引を開始した日経平均は直後に100円超水準を切り下げ34,224円まで下押す場面も見せたが、その後の追随売りは見られず売り一巡後は押し目買いで値を戻す格好に。

その後は週末特有のポジション調整売りをこなしながら終始強含み推移を続け前場の中ごろに上げ幅を250円超に広げ10日に付けた戻り高値34,639円を上抜くと、後場に入っても買いの手を緩めることなく押し目買いで一段高に、最後も352円高の34,730円と続伸、見事に週末高で取引を終了した。。

日経平均はトランプ関税の影響を受け今月7日には一時30,792円まで急落を余儀なくされたが、その後の戻りも早く10日の日には下げ幅に対する半値戻しを達成。

一気の戻りが期待された日経平均だが、その後は米中の関税上乗せ合戦が重しとなり翌11日には1000円を超える大幅下落を演じたものの、その後は概ね堅調に推移し本日の上昇で10日に付けた戻り高値34,639円上抜けを達成した。

株式市場では「半値戻しは全値戻し」がアノマリーとして語られているが、今週に入っての強い戻り相場で直近下げ幅に対する半値戻しを達成したことを考えると、来週からば急落前の水準である38,000円回復が視野に入ってくる。

関税の影響を比較的受けにくい防衛やセキュリティなど今年のテーマに絡んだ銘柄群中心に押し目は強気で拾うスタンスで臨んでいきたい。

今週もお疲れ様でした!


▼主要指数&株式スケジュール

本日の東証プライムの売買代金は概算で3兆3015億円、売買高は14億7621万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1496銘柄、値下がりは120銘柄、変わらずは20銘柄。

日経平均            34,730.28  +352.68
TOPIX          2,559.15 +28.92
スタンダード        1,197.06 +21.97
グロースCore         715.83  +40.06
グロース250    669.96  +24.10

4/21
経済指標&決算発表
・国内
3月首都圏新築マンション発売

《決算発表》
特になし

・海外
休場:英国、香港(イースター・マンデー)

《米決算発表》
特になし

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