グラーツ投資顧問の投資情報速報

★5月2日(金)16:00 公開★ 4連休前にもかかわらず買い意欲は旺盛

▼本日の相場振り返り

前日の米ハイテク株高を受け週末金曜の東京市場も取引開始から指数寄与度の大きい値嵩の大型グロース株中心に買いが波及し日経平均は200円に迫る7営業日続伸スタート。

前日の米国市場では市場見通しを上回る良好な決算を発表したマイクロソフトとメタ・プラットフォームズ株の上昇をきっかけに他の大型テック株へも買いが波及しハイテク株主体のナスダック指数は264ポイント高と大幅反発で取引を終了。

本日の東京市場も米ハイテク株高を素直に好感、週末さらには4連休前にもかかわらず日経平均は<9983>ファストリや<9984>ソフトバンクG、<8035>東京エレクなど指数寄与度の大きい値嵩の大型グロース株中心にまとまった買いが波及し指数を押し上げる格好に。

前日比184円高の36,636円で取引を開始した日経平均はその後も休み前とは思えない強さを発揮、売り方の買戻しに先高への期待買いが断続的に続き日経平均は一段高に、取引開始早々には上げ幅を500円超えに広げ一時36,976円まで買い進まれる場面も見せた。

日経平均大幅上昇の下支えとなったのは米ハイテク株高に加え為替市場で145円後半まで進んだ円安、昨日政策決定会合を終えた植田総裁が会合後の会見で正式に追加の利上げ見送りを表明、米トランプ政権による関税政策の影響から国内経済の成長ペースも鈍化する事が想定され、追加利上げについても「タイミングは大きく前後する」と述べ、次の追加利上げは適切な時期を示すのは難しく、関税措置やその影響を慎重に見ていく必要があると表明。

この植田総裁会見を受け市場では日銀の追加利上げの時期が大きく後ずれするとの観測が急浮上、これまでのドルを売って円を買い戻す動きが逆転し、日米金利差拡大を睨んだドル買い・円売りトレンドに転換。

米国では日本時間の今晩に4月の雇用統計が発表されるが、直近発表される米国の経済指標は弱い内容が相次いでおり、雇用統計の結果次第ではFRBによる追加の利下げ観測も高まり一段の円安に進む展開も考えられる。

日経平均採用銘柄には輸出企業が非常に多く、一段の円安進行は輸出企業にとってはプラスに作用する、このあたりを踏まえ連休明け後の一段高に期待した買いも本日の日経平均押上げになったことが考えられる。

朝の概況でもお伝えしたが、日経平均は本日の上昇により3月28日から3月31にかけて窓を空けて急落した36,864円-36,440円の窓埋めを達成、次なる戻り目途として考えられるのが日足チャート上の37,200円処に位置する長期線が戻りの目途となる。

連休明け後の一段高に期待したい。

今週もお疲れ様でした!


▼主要指数&株式スケジュール

本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆7505億円、売買高は19億7112万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は817銘柄、値下がりは766銘柄、変わらずは52銘柄。

日経平均            36,830.69  +378.39
TOPIX          2,687.78 +8.34
スタンダード        1,213.37 -6.18
グロースCore         848.54  +2.75
グロース250    679.70  -1.12

5/07
経済指標&決算発表
・国内
《決算発表》
JT、LINEヤフー、川崎船、横河電、メルカリ、DMG森精、マクニカHD、ノジマ、JMDC、キッセイ薬、ガリレイ、日本ライフL、プリマハム、アクシアル、新明和、東計電算、インソース、日本電技、日東富士、イリソ電子、矢作建、スパークスG、HENNGE、東京鉄、安田倉庫、LITALICO、有沢製、中部飼、ヤマト、スクロール、BUFFALO、スズデン、インテリW、ヨンキュウ、いであ

・海外
5/05
4月米ISM非製造業景況指数(23:00)
米3年国債入札

5/06
米FOMC(~5/7)
米3月貿易収支(21:30)
米10年国債入札

5/07
パウエルFRB議長会見

《米決算発表》
5/05
オン・セミコンダクター、ロウズ、タイソン・フーズ、カミンズ、ヘンリー・シャイン、バーテックス・ファーマシューティカルズ

5/06
AMD、マリオット・インターナショナル

5/07
《欧決算発表》
アーム・ホールディングス

<米国決算>
ウーバー・テクノロジーズ、ウォルト・ディズニー、フォーティネット

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