グラーツ投資顧問の投資情報速報
★5月9日(金)16:00 公開★ 日経平均大幅続伸、37,000円突破
▼本日の相場振り返り
トランプ米大統領は関税措置をめぐる交渉で英国と合意したと発表、上乗せ関税の発表後に米国が貿易協定で合意するのは英国が初めてとなる。
またトランプ大統領は協議次第で対中関税の引き下げの可能性についても言及、このトランプ大統領の発表を受け前日の米国市場では米中協議の進展期待が高まり主要指数は揃って大幅に上昇、ダウ平均にいたっては一時上げ幅を650ドル超に広げ41,773ドルまで買い進まれる場面も見せた。
米中協議進展期待の高まりを受け週末金曜の東京市場も取引開始から幅広い銘柄へ買いが波及、日経平均は400円以上水準を切り上げ寄り付きの段階で節目の37,000円を大きく上回って取引を開始。
先週金曜以降、何度も跳ね返しを食らっていた37,000円の壁をようやく突破し、日足チャート上の37,130円処に位置する上値抵抗線をも上回る形となった。
本日の東京市場では寄り付きで5月オプションSQ算出が行われ、SQ値は【37,572.13銭】で決着した。
残念ながらSQ通過後の日経平均はSQ値を捉えることが出来ず、最後までSQ値を下回っての推移という幻のSQ値となった、SQアノマリーで行けば来週以降は軟調な展開が想定されるところである。
ただ株式市場の最大の懸念材料であった関税政策をめぐる懸念が和らぎ、また週末の米中関税交渉が進展すれば世界の株式市場でも一気にあく抜けが強まり日経平均も急落前の水準である37,500円-38,000円処まで戻す展開も期待できる。
そう考えると本日決着したSQ値は幻とはならず、来週以降はSQ値37,572.13銭が次なる戻りの目途として意識されることとなる。
来週からはまだ本格的に戻りきっていない銘柄、出遅れ銘柄中心に注目していきたい。
今週もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で5兆7309億円、売買高は26億4904万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1282銘柄、値下がりは311銘柄、変わらずは42銘柄。
日経平均 37,503.33 +574.70
TOPIX 2,733.49 +34.77
スタンダード 1,246.59 +7.70
グロースCore 862.11 +13.13
グロース250 684.26 +7.78
5/12
経済指標&決算発表
・国内
3月国際収支・貿易収支(8:50)
4月景気ウォッチャー調査(14:00)
《決算発表》
スズキ、オリックス、菱地所、アサヒ、セコム、塩野義、日本酸素、ENEOS、島津製、コンコルディア、AGC、資生堂、楽天銀行、セガサミーHD、ふくおか、神戸鋼、めぶきFG、アコム、SANKYO、シャープ、マツダ、京王、三菱ガス、京急、応化工、ヤオコー、関西ペ、カルビー
・海外
《決算発表》
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