グラーツ投資顧問の投資情報速報

★5月28日(水)16:00 公開★ 米国株大幅反発を受け38,000円を回復して取引を開始した日経平均だが・・・

▼本日の相場振り返り

28日の東京市場で日経平均は大幅に4営業日続伸スタート。

前日比370円高の38,094円と寄り付きの段階で節目の38,000円を回復した日経平均は直後に上げ幅を400円超えに広げると一時38,178円まで買い進まれる場面も見せた。

日経平均が大幅に4営業日続伸し節目の38,000円を回復して取引を開始した要因は前日の米国株高によるもの、前日の米国市場ではダウ平均が740ドル高、ハイテク株主体のナスダック指数も461ポイント高と主要指数は揃って急反発、EUに対し6月1日から50%の上乗せ関税を実施すると表明したトランプ大統領が発言を覆し7月9日に延期すると発表したことで貿易摩擦に対する過度な懸念が後退し売り方の買戻しに押し目買いを誘った格好。

また取引開始前に発表された5月の消費者信頼感指数が事前の市場見通しを上回り前月から12.3ポイント上昇し98.0ポイントで着地したことも過度な景気悪化懸念が後退し買いに拍車をかける形になったのだろう。

米国株急反発を受け東京市場も取引開始から幅広い銘柄へ買いが波及し日経平均も寄り付きの段階で節目の38,000円を回復、日経平均がザラ場で38,000円を回復するのは今月14日以来となる。

ただ寄り付きで38,000円を回復し直後に38,178円まで買い進まれた後は戻り待ちの売りに押され伸び悩むなど38,000円を上回ったところでは上値も重い状況、トランプ大統領の関税政策をきっかけに日経平均も3月後半から4月前半にかけて急落を余儀なくさせられたが、急落を演じる前の水準というのが38,000円円台。

急落前の水準ということもあり現値処は心理的な上値として意識されている水準でもある。

そう考えると日経平均がここから一段戻りを試し39,000円から節目の4万円を目指すには何らかの材料が欲しいところである。

米国株高だけに頼るのではなく国内的な買い要因。

東証は上場企業に対し資本効率の改善を求め、上場企業もここにきて配当の増配や自社株買いの実施を増やしているが、それ以上に必要なのが政策による後押し。

収入は増えずモノの値段だけが毎月上昇しているのが今の日本、国民全体のマインドもイマイチ盛り上がらず元気がないのが今の日本。

このムードを払しょくし、元気な日本を演出できるような政策を出せば日本全体が盛り上がり、海外勢も本腰を入れて日本株に見直し買いを入れてくるのではないか。

本日もお疲れ様でした!


▼主要指数&株式スケジュール

本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆2870億円、売買高は18億418万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は792銘柄、値下がりは763銘柄、変わらずは76銘柄。

日経平均            37,722.40  -1.71
TOPIX          2,769.51 +0.02
スタンダード        1,255.48 +4.47
グロースCore         945.07  +11.15
グロース250    742.94  +6.22

5/29
経済指標&決算発表
・国内
《決算発表》
特になし

・海外
米1-3月期GDP改定値(21:30)
米7年国債入札

《決算発表》
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