グラーツ投資顧問の投資情報速報

★6月4日(水) 日経平均5日線が上値を抑える

▼本日の相場振り返り

4日の日経平均は200円超えの反発スタート。

前日比240円高の37,686円で取引を開始した日経平均はその後も売り方の買戻しを誘いながらジリ高歩調、取引開始早々には上げ幅を400円超えに広げ一時37,868円まで買い進まれる場面も見せた。

前日の米国市場ではダウ平均が214ドル高と4営業日続伸、ハイテク株主体のナスダック指数も156ポイント高と続伸で取引を終えるなど主要指数は揃って上昇。

取引序盤はOECDによる世界景気や米国の成長率見通しの引き下げが重しとなり主要指数揃って弱い立ち上がりを演じるも、序盤の売り一巡後は週内に予定されている米中首脳の直接対話で関税交渉協議が進展するのではないかとの期待を下支えに買いが続き最後は主要指数揃ってプラス圏に浮上して取引を終えた。

本日の東京市場は米国株高に為替市場での円高一服が下支えとなり取引開始から指数寄与度の大きい値嵩の大型グロース株中心に買いが波及し指数を押し上げる格好に、前日は買い一巡後に戻り待ちの売りに押され失速し小幅ながら3営業日続落で取引を終えた日経平均だが、チャートを見ると今週に入り下支え線である短期線に頭を押さえられ上抜けに手間取りを見せていることが明確に見て取れる。

本日も序盤の買いで一時上げ幅を400円超えに広げ一時37,868円まで買い進まれるも、その後の買いが続かず買い一巡後は伸び悩むなど短期線が上値として意識されている格好である。

ただ下値も堅く本日時点で37,500円処に位置する中期線が強い下値サポートを発揮しており中期線を割り込む動きも見せていない、しばらくは中期線を底に短期線を上限とした狭いレンジでのボックス推移が続くことが想定される、おそらくは来週金曜の6月メジャーSQを通過するまでか。

SQを通過することで先月中旬から今月上旬まで続いた強いリバウンド相場の調整も一巡し目先の需給も改善されることが考えられる。

38,000円目前で足踏み状態が続く日経平均が再度38,000円を回復してくるのはおそらく16日以降と考える、それまでは強い動きが続く新興市場の中小型株中心に目先の利ザヤ狙いの短期勝負で臨んでいきたい。

本日もお疲れ様でした!


▼主要指数&株式スケジュール

本日の東証プライムの売買代金は概算で4兆854億円、売買高は16億2762万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数1018銘柄、値下がりは536銘柄、変わらずは76銘柄。

日経平均            37,747.45  +300.64
TOPIX          2,785.13 +14.02
スタンダード        1,331.82 +1.59
グロースCore         945.65  +2.04
グロース250    764.00  +5.00

6/05
経済指標&決算発表
・国内
4月毎月勤労統計調査(8:30)
30年国債入札

《決算発表》
積水ハウス、アインHD、ファースト住、エイケン工業、トラースOP

・海外
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
米4月貿易収支(21:30)

《決算発表》
ブロードコム、ルルレモン、ドキュサイン

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