★6月27日（金）　日経平均1月27日以来5カ月ぶりに4万円大台を回復

▼本日の相場振り返り

米ハイテク株高を足掛かりに東京市場も取引開始から指数寄与度の大きい値嵩の大型グロース株中心に買いが波及、日経平均は281円高の39,866円で取引を開始するとその後も週末とは思えない強さを発揮、取引開始早々には上げ幅を400円超えに広げ節目の4万円大台を回復した。

日経平均が4万円を回復するのは1月27日以来5カ月ぶり、米国の関税政策やイスラエルとイランとの軍事的緊張に対する警戒も後退したことで投資家心理も改善、世界的な株高の流れから出遅れ感の強い日本株へもようやく資金が向かってきた格好である。

前日の米国市場ではイスラエルとイランの停戦が維持され中東情勢への警戒感が和らぐ中、米10年債利回りの低下を追い風に資金は引き続きハイテク株へ流入、ナスダック指数は194ポイント高と4営業日続伸、前の日は利益確定売りに押されたダウ平均もも404ドル高と反発で取引を終えるなど米主要指数は揃って大幅に上昇。

この流れを受けた本日の東京市場でも取引開始から＜8035＞東京エレクや＜6857＞アドバンテスト、＜9984＞ソフトバンクGなど値嵩の大型グロース株中心にまとまった買いが波及し指数を押し上げる格好となった。

日本時間昨晩の米国でホワイトハウスのレビット報道官が米相互関税の上乗せ分の猶予期限について、必要に応じてトランプ米大統領が期限を延長する可能性も示唆する発言を行ったこと、さらにはトランプ大統領自身が米政府は中国と貿易に関する合意に25日に署名したと述べたことも米国の関税政策を巡る警戒感を後退させ投資家心理が改善し、これまで株を買う動きをためらっていた向きの買いに拍車をかけたことが想定される。

取引開始早々に4万円の大台を回復した日経平均はその後もダレる事無く堅調推移、週末金曜日ということもあり4万円大台を回復したことによる達成感から買い一巡後は目先の利益を確定させる売りに押される展開が想定されたが、利益確定売りを上回る先高への期待買いが最後まで続き、大引けは566円高の40,150円と見事に終値ベースで4万円大台回復を達成。

来週月曜は6月最終売買日となるが、今の東京市場は月末のポジション調整売りをこなすパワーに満ち溢れている、来週からは4万円大台固めから一段高となる展開に期待したい。

今週もお疲れ様でした！

▼主要指数＆株式スケジュール

米ハイテク株高を足掛かりに東京市場も取引開始から指数寄与度の大きい値嵩の大型グロース株中心に買いが波及、日経平均は281円高の39,866円で取引を開始するとその後も週末とは思えない強さを発揮、取引開始早々には上げ幅を400円超えに広げ節目の4万円大台を回復した。

日経平均が4万円を回復するのは1月27日以来5カ月ぶり、米国の関税政策やイスラエルとイランとの軍事的緊張に対する警戒も後退したことで投資家心理も改善、世界的な株高の流れから出遅れ感の強い日本株へもようやく資金が向かってきた格好である。

前日の米国市場ではイスラエルとイランの停戦が維持され中東情勢への警戒感が和らぐ中、米10年債利回りの低下を追い風に資金は引き続きハイテク株へ流入、ナスダック指数は194ポイント高と4営業日続伸、前の日は利益確定売りに押されたダウ平均もも404ドル高と反発で取引を終えるなど米主要指数は揃って大幅に上昇。

この流れを受けた本日の東京市場でも取引開始から＜8035＞東京エレクや＜6857＞アドバンテスト、＜9984＞ソフトバンクGなど値嵩の大型グロース株中心にまとまった買いが波及し指数を押し上げる格好となった。

日本時間昨晩の米国でホワイトハウスのレビット報道官が米相互関税の上乗せ分の猶予期限について、必要に応じてトランプ米大統領が期限を延長する可能性も示唆する発言を行ったこと、さらにはトランプ大統領自身が米政府は中国と貿易に関する合意に25日に署名したと述べたことも米国の関税政策を巡る警戒感を後退させ投資家心理が改善し、これまで株を買う動きをためらっていた向きの買いに拍車をかけたことが想定される。

取引開始早々に4万円の大台を回復した日経平均はその後もダレる事無く堅調推移、週末金曜日ということもあり4万円大台を回復したことによる達成感から買い一巡後は目先の利益を確定させる売りに押される展開が想定されたが、利益確定売りを上回る先高への期待買いが最後まで続き、大引けは566円高の40,150円と見事に終値ベースで4万円大台回復を達成。

来週月曜は6月最終売買日となるが、今の東京市場は月末のポジション調整売りをこなすパワーに満ち溢れている、来週からは4万円大台固めから一段高となる展開に期待したい。

今週もお疲れ様でした！

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