グラーツ投資顧問の投資情報速報
★6月30日(月) 日経平均一時40,852円まで買い進まれる
▼本日の相場振り返り
週明け月曜の日経平均は大幅に5営業日続伸で取引を開始。
先週末比400円高の40,550円で取引を開始した日経平均はその後も先高への期待買いが断続的に向かい一段高、取引時間中としては2024年7月中旬以来おおよそ1年ぶりの高値圏まで急浮上。
先週末の米国市場では早期の利下げに対する期待が高まる中、発表された6月ミシガン大消費者信頼感指数確報値が60.7と速報値の60.5から小幅に改善して着地、同時に発表された1年先期待インフレ率確報値が5.0%と速報値の5.1%から低下し、同5年先期待インフレ率確報値も4.1%から4.0%に低下したことから過度なインフレへの懸念が後退し安心感から株を買う動きが加速しダウ平均は432ドル高と続伸、ハイテク株主体のナスダック指数も105ポイント高と5営業日続伸、機関投資家のベンチマークとして採用するS&P500指数も32ポイント高で取引を終えるなど主要指数は揃って上昇、ナスダック指数はおおよそ半年ぶりに取引時間中の最高値を更新、S&P500指数も4カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新となった。
休み明けの東京市場も強含み推移が続く米国株高の流れからリスクオンムードが強まり取引開始から幅広い銘柄へ買いが波及、米トランプ政権による関税政策やイスラエルとイランと軍事的緊張に対する警戒も後退したことで投資家の心理は明らかに改善、また下げるのではないかとこれまで株を買うことにためらっていた向きも日経平均が節目の4万円大台を回復してきたことで株を持たざるリスクが意識され株式市場に資金を入れてきた感じである。
日経平均が明確に4万円大台を回復し40,700円台へと水準を切り上げてきたことでテクニカル的に考えた次なる戻りの目途として24年7月8日に付けた史上最高値42,224円上抜けが意識されるところである、足元騰勢を強め本日まで5連騰とこの間の上げ幅も2000円を超えてきたことでやや短期的な過熱感も意識されるところだが、多勢の考えの逆を行くのが相場というもの、相場の流れを考えると勢いがある時というのは参加者の期待を良い意味で裏切るのが相場の常である。
ここから上を買いに行くのは・・・
そろそろ上昇も一服するのではないか・・・
多くの投資家がそのように思っている時はまだ上がるもの、相場格言にもある「もうはまだなり」である、ここから一段高を演じ多くの投資家が楽観ムード一色になる時が目先の天井と考える。
そこまでは強気スタンスで臨んでいきたい。
本日もお疲れ様でした!
▼主要指数&株式スケジュール
本日の東証プライムの売買代金は概算で5兆6107億円、売買高は20億7600万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数893銘柄、値下がりは654銘柄、変わらずは80銘柄。
日経平均 40,487.39 +336.30
TOPIX 2,852.84 +12.30
スタンダード 1,343.11 -5.89
グロースCore 935.28 +13.18
グロース250 748.25 +12.43
7/01
経済指標&決算発表
・国内
6月日銀短観(8:50)
6月消費動向調査(14:00)
6月新車販売台数(14:00)
6月軽自動車販売台数(14:00)
10年国債入札
《決算発表》
アークランズ、日フイルコン、クラウディアH
・海外
中国6月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:45)
米6月ISM製造業景況指数(23:00)
米5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(23:00)
休場:香港
《決算発表》
特になし
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