グラーツ投資顧問の投資情報速報
●11月25日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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【6090】ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ
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本日300円大幅高となりました同社。
10月28日の剛腕銘柄として推奨した際の株価1116円から本日の引け値1457円までは30.56%の上げ幅となっています。
うつ病関連バイオマーカー測定試薬キット(ベータ版)のフィールドテストを目的とした提供開始を発表したことが買い材料となりました。
同社は、国立精神・神経医療研究センターおよび医療法人行基会理事長・川村則行医師との共同研究で、大うつ病性障害(うつ病)の血液バイオマーカーとしてリン酸エタノールアミン(PEA)を発見し、うつ病の血液検査に応用可能なバイオマーカーになり得るとして、イオンクロマトグラフィーを用いた機器分析法を基盤としたPEA測定法を開発しました。
これまで高額な機器を必要とすることや迅速な分析ができないことなどの課題があったことから、より汎用性・迅速性・利便性の高い、酵素法によるPEA測定試薬キットの開発に取り組んできましたが、今回、PEAを測定するための研究試薬キット(ベータ版)が完成したとの発表で市場は大きく反応しています。
一時垂れる場面もありましたが、引けにかけて再度買いが向かい、大きな下髭をつけての取引終了となっています。来週の続伸にも期待大!
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【2464】ビジネス・ブレークスルー
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本日ストップとなりました同社。
12月1日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料となっています。
TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かっての大幅高。
高値も抜けてきており、上値を追う展開にも期待が持てるでしょう。
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【8518】日本アジア投資
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本日80円ストップ高となりました同社。
同社の投資先でスマートフォン向けコンテンツビジネスなどを中国展開するアクセスブライトが、大ヒット中のアニメ映画「君の名は。」の中国での配給・配信権利を東宝【9602】から取得しています。
この映画について中国では12月2日に公開され、中国全土(7000カ所以上)で上映される見通しと伝わってきており、台湾や香港などでも同映画が人気となっていると報じられていることに加え、直近では東京テアトル【9633】が劇場アニメ「この世界の片隅に」のヒットを背景に急速人気化したことから思惑が高まっております。
ボラティリティが大きくなっておりますが、後場に買いが加速するなど人気は高まっており、更なる物色に期待が高まっています!