グラーツ投資顧問の投資情報速報
●11月6日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<6440>JUKI
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本日、大幅上昇となっております。
昨日大引け後に、18年12月期の連結業績予想を発表。売上高1040億円→1100億円に、営業利益55億円→76億円に、純利益35億円→47億円へと上方修正した事が買いの要因となっております。アジア市場でミシンの販売が増加、中国では旺盛な設備投資需要に支えられて増益に寄与となっております。さらに、想定為替レートが105円としていた為、現状の110円を上回る円安水準が為替差益となり、増益の一因となっております。期初予想に比べて円安推移となっておりますので、今後も同社の様な為替差益で恩恵を受ける企業が出て来るでしょう。
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<6896>北川工
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日東工によるTOBでストップ高となっております。
日東工によるTOBが昨日大引け後に発表され、TOB価格にサヤ寄せする形での買い気配となっております。1株3943円のTOB価格は昨日終値に比べて2.6倍の水準、買い付け期間は11月6日から12月26日までとなっております。
なお、TOB成立後は同社は上場廃止となります。
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<8002>丸紅
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三井住友信託による大量保有報告書提出により上昇しております。
本日付けで三井住友信託銀が財務省に大量保有報告書を提出。三井住友の保有比率は5.20%となった事から、思惑が絡んで買い先行となっております。
同社に何があるのか??株価も7月に付けた806円に接近しており、値頃感からの買いも入っているのでしょう。