グラーツ投資顧問の投資情報速報
●1月18日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<6193>バーチャレクス
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本日、ストップ高張り付きとなっております。
昨日大引け後に4万株を上限に自社株買いを実施と発表。本日より2月15日まで実施、株主還元の積極性と資本効率の向上が市場からは評価されているのでしょう。
日本企業の株主還元はこの5年で2倍、金額ベースで15兆円超となって参りました。
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<6366》千代田化工
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本日、大幅上昇となっております。
米キャメロンプラントの損失計上により上期の最終損益が1086億円の赤字に転落、その影響から自己資本比率が12.7%まで低下し財務基盤の立て直しが急務とされておりましたが、昨日1000億円規模の金融支援を要請中との話が伝わるも株価は下落、しかし本日は経営再建に向けた前向きな材料として捉えられ20%近い上昇となっております。
足元の信用取り組みも空売りが一気に膨らんでおり現在は売り買い拮抗、取り組み倍率も1.22倍と完全な需給相場の様相を醸し出してまいりました。
ここからの切り返しには注目でしょう!
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<9812>テーオーHD
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本日、ストップ高張り付きとなっております。
昨日大引け後に、同社が保有する北海道函館市内の土地建物を売却すると発表、売却益3億円を特別利益に計上する事が買いの要因となっております。
業績の影響は精査中だが財務体質向上につながる事を期待した買いが流入しているのでしょう。