グラーツ投資顧問の投資情報速報
●9月13日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<3169>ミサワ
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本日、ストップ高張り付きとなっております。
昨日20年1月期上期の連結経常利益を発表し、従来予想の2.3億円に対して2.5倍となる5億円に急拡大した事が買い人気の要因となっております。
為替市場で円高方向に振れた事も原材料輸入が多い同社には恩恵となっているのでしょう。
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<3539>ジャパンミート
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本日、5%を超える上昇となっております。
昨日大引け後に19年7月期の連結経常利益を発表し前の期比4.5%増の47.5億円に拡大、続く20年7月期も前期比4.2%増の49.5億円に伸びを見込んでいる事が買い人気の要因となっております。
同社は「肉のハナマサ」を運営する食肉卸の大手、業務用の卸に留まらず最近では個人向けも大きく伸びている事が売り上げ増となっているのでしょう。
日米貿易交渉で現在38.5%の関税が将来的には段階的に9%までの引き下げになる事も今後の買い材料になりそうです。
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<7203>トヨタ
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本日、大幅上昇となっております。
先月までの過度な景気減速懸念が和らぎを見せてきたことから為替市場でも円安方向に基調転換となってきている事から、輸出採算の改善期待が高まり同社はじめ自動車株への資金流入が継続しております。
同社の20年3月期の想定為替レートは106円、本日の円相場が108.14での推移となっておりますので、本日時点で同社の為替による営業利益押上げは約800億円になる事が買い要因となっているのでしょう。
欧州株式市場で自動車関連銘柄が買いなおされた流れも同社株上昇の要因になっているのでしょう。