グラーツ投資顧問の投資情報速報
●3月6日前場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<3382>セブン&アイ
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米国最大のコンビニエンスストアの買収断念
先月以来検討していた米国最大の「スピードウェイ」の買収を断念した事を発表。
買収金額2兆円越えに対する懸念の声が強まっており、実店舗から今後のネット消費へのモデルチェンジを考えると買収金額と釣り合わない事を経営陣は判断したのでしょう。
株価は買収断念を評価し5%を越える上昇となっております。
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<4563>アンジェス
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大阪大と共同でコロナウイルスワクチン開発着手
昨日後場取引時間中に大阪大と共同で新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐDNAワクチン開発着手に乗り出す事を発表。
日本企業がワクチン開発に乗り出す初めての事例という事を市場では好感し期待買いが流入してるのでしょう!
なお同社が開発したワクチンの製造は製造設備を保有する<4974>タカラバイオが協力を表明しております。
世界を震撼させている新型コロナウイルス撲滅のため早期での開発成功を期待しましょう!
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<6778>アルチザ
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上期経常が黒字浮上
昨日大引け後に20年7月期上期(19年8月-20年1月)の連結経常損益を発表し前年同期3億9900万円の赤字に対して2億0900万円の黒字に浮上した事が買い人気の要因です。
通期計画の2億2500万円に対する進捗率は92.9%に達しており、今後の業績上振れを期待した買いが朝から大量に流入しているのでしょう。
本格的な5G時代到来に向け携帯各社も基地局建設に積極的に動いており、同社の活躍もこれからが本格化を迎えるのではないでしょうか。
今後の同社株の推移に注目して参りましょう!