グラーツ投資顧問の投資情報速報

2017年、株式市場で注目となる人気テーマをピックアップ!

2017年注目の5大人気テーマにスポットを当て、注目関連銘柄をご紹介!

株式投資のパフォーマンスを上げるには、今、市場で話題となっている人気テーマを押さえ、関連銘柄を調べることが何よりも重要となってきます。

そこで、今回は株式市場における人気テーマを5つピックアップいたしました!

今、市場ではどのようなテーマセクターに物色が向かっているのか?そして投資家達がどのような銘柄に注目しているのか?

各テーマにおける代表的な関連銘柄と合わせてご紹介いたしますので、是非ともご参考としてください。

人工知能(AI)関連とは?

人工知能とはコンピュータを使って、学習・推論・判断など人間の知能の働きを人工的に実現したものを意味します。人工知能はロボットビッグデータサイバーセキュリティーIoTといった他の人気テーマとも深く関わっており、現在の株式市場における最も注目度の高いテーマの1つです。昨年にはグーグルが開発した人工知能「アルファ碁」が、ディープラーニングという技術を駆使して、囲碁の世界トップ棋士を破るなど、人工知能は年々身近なものとなってきており、今後急速な市場拡大が見込まれています。

【6172】メタップス
AI(人工知能)が様々な角度からアプリの成功パターンを学習し、アプリ開発者が勘や経験に頼らず、データを活用して様々な意思決定を行うためのアプリ収益化プラットフォームを展開。新規サービスとして立ち上がったオンライン決済サービス”SPIKE”は、手数料無料の決済サービスとしてEC事業者を中心に導入が進んでいます。

【3655】ブレインパッド
自然言語処理エンジンの「Mynd plus(マインドプラス)」の提供を開始。「Mynd plus」は今後も、自然言語処理、人工知能、機械学習、深層学習技術などの研究開発を通じ、サービス精度の向上や新サービスの開発が期待されており、人工知能関連銘柄として注目となります。

IoT(モノのインターネット)関連とは?

「IoT」はInternet of Thingsの略称。「モノのインターネット」と訳され、あらゆるモノがインターネットに接続されることを意味しています。コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノ(家電製品、自動車、建設機器、産業機器など)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことが可能となり、市場の注目度も高く、今後の成長性が大きく期待されている分野となっています。

【3727】アプリックスIPホールディングス
家電機器をIoT製品にするために必要となるアナログインタフェースを1チップにしたIoT用アナログ半導体を世界で初めて開発。同社のIoT用アナログ半導体が、2020年には年間出荷台数が7億台に達すると見込まれているIoT家電機器の起爆剤となり、今後の収益の要となる技術となるかに注目です。

【3690】ロックオン
成長の柱となるのはインターネット広告の効果測定システム「ADEBiS」。また、商流プラットフォーム「EC‐CUBE 3」ではECオープンプラットフォームとしての拡張性において単なるデバイス対応というWeb領域だけでなく、スマホアプリやリアルPOSレジ、IoT対応なども対応する次世代ECオープンプラットフォームとして今後の成長性に期待が大きい。

5G関連とは?

4Gや4G LTEの更に上位に位置付けられる通信方式の名称で、4G携帯を第4世代携帯電話と呼ぶのと同様に、5G携帯は第5世代携帯電話と呼ばれます。
4Gや4G LTEが普及した際に3G回線から通信速度が飛躍的にスピードアップしたように、5Gも4Gと比べると高速かつ大容量の通信が可能となります。次世代通信技術として大手携帯会社や通信関連ベンダーが5Gの実験と実用化に力を入れており、市場でも人気の高いテーマの1つとなります。

【4748】構造計画研究所
ネットワーク・電波伝搬などの電磁界解析を行う同社。5Gモバイル推進フォーラムにも参加し、次世代通信方式5Gの研究と世間への周知、実用化への取り組みに注力しており、関連銘柄として注目です。

【3842】ネクストジェン
次世代通信網の制御システムの開発を行っている同社。5G通信の開発を積極的に進めるドコモにも通話管理システムを導入しており、今後は自社のソリューションサービスノウハウを活かして、5Gの開発研究へと積極参入にも期待が持てるでしょう。

フィンテック関連とは?

フィンテック(FinTech)とは、ファイナンス(金融)とテクノロジー(技術)を組み合わせた技術として近年急速に注目を集めているテーマとなります。金融と人工知能(AI)など情報技術(IT)を融合した金融サービスを指し、特にフィンテック技術の代表例として「ブロックチェーン」と呼ばれる暗号技術が挙げられ、これはネットワーク上で対等な関係にある端末間を相互に直接接続してデータを送受信する通信方式(P2P)を組み合わせたものとして、例えば仮想通貨の信頼性、決済機能を支える基盤技術であり、ブロックチェーンに関連する銘柄も同様に市場の関心が高まっています。

【3696】セレス
国内最大級のスマートフォン向けポイントメディアであるモッピーを運営。15年5月11日よりモッピーポイントとbitFlyerが提供するビットコインとの交換を開始。ビットコインは、インターネット上で流通している仮想通貨の1つで、オープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網。また、ビットコインサービス「coincheck」を提供するレジュプレス株式会社との間で、資本業務提携を行っています。さらにビットコインサービス「ビットバンクウオレット」「ビットバンクトレード」等を提供するビットバンク株式会社との間で業務提携を行うなどフィンテック関連、仮想通貨関連として注目の銘柄と言えるでしょう。

【3778】さくらインターネット
仮想通貨の基盤とも言えるブロックチェーン技術に特化したテックビューロ社と業務提携を行うなどフィンテック関連として市場の人気も高く、フィンテック関連銘柄に物色が向かう際には、是非とも同社の値動きも押さえておきましょう。

トランプ関連とは?

2016年11月に行われたアメリカ大統領選挙で、ドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏に勝利。2017年1月20日の就任式を持ってトランプ大統領が誕生となります。
トランプ氏はこれまで様々な発言を行ってきていますが、日本に対しても「在日米軍の駐留経費を全額負担すべきだ」といった主旨の発言を繰り返してきた経緯があるなど、今後、軍事面、予算面で日本政府が対応を迫られる局面も予想されることから「軍需関連銘柄」がトランプ関連銘柄として注目を集めました。
さらに、同氏は「インフラ重視」の姿勢を強く打ち出しており、トンネルや高速道路などのインフラを立て直すことによる雇用の拡大を強調していることからも建機メーカーなどがインフラ関連銘柄も注目されています。

【6301】小松製作所
建設機械のシェア世界2位。トランプ大統領はインフラを重視し、さらに鉱山などの旧産業の復活に力を入れていく方針としていることから建機メーカーである同社が恩恵を受けていく展開が期待されます。また同社が2017年半ばを目処に完全子会社化を進めている米鉱山機械大手のジョイグローバル社にも注目となり、両社の強みである「IoT」分野でも今後成長性に期待が持てるでしょう。

【6208】石川製作所
防衛関連銘柄である同社は元々は段ボール印刷機や繊維機械の製造を行っていましたが、防衛機器の製造も行い軍需産業に参入。機雷の製造を行い防衛省に納品しており、今後トランプ氏が在日米軍に関する発言を行う際には軍需関連銘柄として注目されていく展開も予想されます。

2017年はこれらの「5大テーマ」が株式市場で話題になってくることが予想されますので是非とも注目しておきましょう。
また、上記でご紹介した銘柄以外にもまだまだ関連銘柄はありますので、幅広い銘柄から今後の成長性の高そうな銘柄をピックアップしていきましょう!

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