グラーツ投資顧問の投資情報速報
●5月21日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<2158>FRONTEO
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今期経常黒字浮上を好感
昨日発表した20年3月期の連結経常損益は9億9200万円の赤字に転落したが、21年3月期は9700万円の黒字に回復する見通しとなった事が買い人気の要因です。
株価も今期の黒字浮上を素直に好感、買い気配でスタート後一段高、一気に制限値幅一杯まで買い進まれ前場の早い段階でストップ高に張り付いております。
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<2191>テラ
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上げ足加速
新型コロナワクチン関連として人気化した同社、今月14日にはメキシコで新型コロナウイルスの肺炎に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の臨床試験を開始を発表以降人気再燃となり一気に上げ足を加速して参りました。
直近の急上昇により株価は過熱感も台頭、日々公表銘柄に指定されるなど規制もかかっているが、まだまだ人気に衰えは見られず需給相場の様相となっております。
どこまで上昇するのでしょうか?今後の株価推移に注目して参りましょう!
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<8630>SOMPO
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減益も想定より上振れ着地
昨日発表した20年3月期の決算で純利益が1225億円と前期比16.4%減益となったが、従来計画の1180億円は上回り、21年3月期は1500億円と同22.4%増益の見通し。
20年3月期は減益ながら上振れ着地、また年間配当も10円の増配、さらに発行済み株式数の4.11%に当たる1500万株を上限とする自社株買いの実施も発表した事が市場ではポジティブに捉えられ株価は買いでの反応となっております。
同社は高齢化時代到来を見越し介護分野にも積極的に進出、「そんぽの家」ブランドでサービス付き高齢者住宅や介護付きホームの運営も行っており、主力の保険事業に大きく貢献しております。
抵抗線を上回っての推移となった同社、さらなる上値追いの展開に注目して参りましょう!