グラーツ投資顧問の投資情報速報
●6月4日前場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<4588>オンコリスバイオ
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米国食品医薬品局からオーファンドラッグ指定の通知を受領
昨日、がんのウイルス療法テロメライシンOBP-301に関して、米国食品医薬品局(FDA)から食道がんに対する「オーファンドラッグ指定」の通知を受領したと発表した事が買い人気の要因です。
株価も今回のオーファンドラッグ指定通知の受領を好感し買い気配スタート、2000円大台回復を意識した展開となって参りました。
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<7013>IHI
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出遅れ物色か
同社株の上昇がここにきて際立って参りました、3月安値を起点にした戻り過程において同社の戻しは下げ幅の三分の一程度と出遅れ感が鮮明、東京市場は出遅れ銘柄の循環物色の色合いが強く、同社もその流れに乗って物色人気となっているのでしょう。
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<8057>内田洋行
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今期経常を11%上方修正
昨日発表した20年7月期第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比2.3倍の86.1億円に急拡大、直近3ヵ月の実績である2-4月期の連結経常利益も前年同期比53.6%増の44.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.8%→6.8%に改善した事が買い人気の要因です。
上方修正の要因は学校向け教育システムの大幅な伸び、パソコンやタブレットを使った学習システムの需要増が大きく寄与しております。
株価も上方修正を素直に好感、朝から大量の買いを集めて買い気配でのスタート、短期線に下支えされての株価は一段高の様相となって参りました!