グラーツ投資顧問の投資情報速報
●11月10日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<5411>JFE
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赤字縮小を好感
昨日大引け後に発表した21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前損益は1207億円の赤字(前年同期は427億円の黒字)に転落となったものの、通期の同損益を従来予想の1150億円の赤字→1050億円の赤字に赤字幅が縮小した事が買い人気の要因です。
株価も赤字縮小を好感し大きく窓を空けての買い気配スタート、6月高値945円を意識した展開となって参りました。
6月高値更新なるか?まだまだ出遅れ感の強い同社含めた大手鉄鋼株の推移に注目して参りましょう!
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<7701>島津製作
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上方修正&増配を好感
昨日発表した21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.6%増の194億円になった事が買い人気の要因。
業績好調を株主にも積極還元、今期の年間配当を従来計画26円から28円に増額修正した事も買い人気に拍車を掛け9月高値を大きく上回り、年初来高値更新まで買い進まれております。
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<9603>HIS
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新型コロナワクチン開発前進を好感
米ファイザーが手掛けている新型コロナウイルスワクチンが最終段階の治験参加者9割以上に効果が見られたと発表した事から同社含め、航空や電鉄、飲食、サービスなどここまで大きく売りに押された銘柄の上昇が鮮明となっております。
同社も朝から買い戻し中心に大量の買いを集め、前場の早い段階で制限値幅上限の1718円まで買い進まれる場面も見せております。
本日一気に中期線を上抜いた同社、さらなる上値追いの展開となるのでしょうか?
引き続き同社株の推移に注目して参りましょう!