グラーツ投資顧問の投資情報速報
●1月7日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<1091>酸素
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上値追い加速
同社株の上昇基調が鮮明です。
11月安値を起点に切り返し基調が鮮明となっている同社、株価は中期線を下支えに上値追いが加速、先月高値2057円を意識した展開となっております。
市場では東証が検討を進めている市場区分変更に伴い最上位市場とされるプライム市場に採用される銘柄選定に注目。
プライム市場採用への条件が投資家が売り買いできる株式流通比率「35%」、今後は取引先との政策保有株の売却が進み、さらには資本効率や株式価値の向上にも繋がります。
同社の筆頭株主は51%を保有する三菱ケミカルであることから思惑から買いを集めているのでしょう!
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<8750>第一生命
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米10年物国債1%台回復を好感
昨日の米国金融市場で指標とされる10年物国債の利回りが10カ月ぶりに1%台の節目を回復。
米国で事業を展開する同社含めた金融機関の利ザヤ改善に期待した買いで本日は買いが先行する形となってります。
米ジョージア州の上院決選投票で民主党候補が2議席を確保、民主党が大統領、上院、下院を制した事により大型の財政政策が成立しやすくなることから、今後の景気回復期待が高まり米国株式市場で景気敏感株が買われた事も景気敏感株である同社株物色に繋がっているのでしょう!
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<9519>レノバ
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トリプルブルー政権誕生を好感
米ジョージア州で行われた議会上院の決選投票において、2議席ともに民主党候補者の当確がほぼ確定。
これによりトリプルブルー政権誕生の可能性が高まり、バイデン大統領の掲げる政策が進展しやすくなるとの見方が強まり、再生可能エネルギー市場の拡大期待も改めて高まる事が同社株物色の要因です。
昨日は選挙結果を懸念し売りに押された再生可能エネルギー関連株ですが、本日は選挙結果を受け同社含め再生可能エネルギー関連銘柄が急反発となっております。
ここからの出直りに注目して参りましょう!