グラーツ投資顧問の投資情報速報
●2月8日前場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<4970>東洋合成
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上方修正&最高益更新
先週末に発表した21年3月期の経常利益を従来予想の18.7億円→25億円に33.7%上方修正、従来の9.3%減益予想から一転して21.3%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった事が買い人気の要因です。
テレワークの拡大や巣ごもり需要の高まりによる半導体・電子材料の旺盛な需要を背景に、先端半導体用途の感光材製品や高純度合成溶剤製品を中心とした高付加価値製品の販売好調が上方修正の要因となっております。
株価は上方修正を好感し気配の段階で制限値幅上限となる14,980円まで買いを集めております。
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<5724>アサカ理研
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上期経常2.1倍上方修正
先週末に発表した21年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の5400万円に急拡大、同時発表の上期の同利益を従来予想の1500万円→7000万円に4.7倍上方修正し、一転して2.1倍増益見通しとなった事が買い人気の要因です。
株価は上方修正を好感し大きく窓を空けての買い気配スタート、気配の段階で先月28日以来の2000円大台回復となっております。
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<7701>島津
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上方修正&増配を好感
先週末に発表した21年3月期の連結経常利益を従来予想の375億円→450億円に20.0%上方修正、減益予想から一転して増益見通しとなった事が買い人気の要因です。
株価は上方修正を素直に好感、朝から大量に買いを集め先月高値4265円を意識した展開となっております。
今期の年間配当を従来計画の28円→30円に増額する事も買い人気に拍車を掛けているのでしょう。