グラーツ投資顧問の投資情報速報
●3月8日前場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<3689>イグニス
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MBOを発表
先週末大引け後にMBOの一環として、普通株式と新株予約権についてTOB実施を表明。
同社代表に加え米投資ファンドのベインキャピタルが出資するi3が同社の非公開化を目指して実施、普通株のTOB価格は3000円。
買付予定数は876万1149株(下限・上限設定なし)で、買付期間は本日から4月19日まで。
株価はTOB価格である3000円にサヤ寄せする形での買い気配スタートとなっております。
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<3854>アイル
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今期経常を33%上方修正を好感
先週末に21年7月期第2四半期累計(20年8月-21年1月)の決算を発表、連結経常利益は前年同期比21.2%減の9.7億円に減ったものの、通期の同利益を従来予想の12.2億円→16.2億円(前期は17.1億円)に32.7%上方修正し、減益率が28.5%減→5.1%減に縮小する見通しとなった事が好感され本日買い人気となっております。
業績好調を株主にも積極還元、今期の年間配当を従来計画の12円→15円(前期は15円)に増額修正する事も買い人気に拍車を掛けているのでしょう。
株価は朝から大量の買いを集め大きく窓を空けての買い気配スタート、今月1日高値1705円に迫る強い動きとなって参りました。
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<7980>重松製作
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今期経常31%上方修正を好感
先週末に発表した21年3月期の単独業績予想について売上高・営業路益・純利益揃って大幅上方修正した事が好感され本日買い人気となっております。
新型コロナウイルス感染拡大により感染症対策用保護具の受注が第4四半期に入っても好調を維持している事が業績好調の要因。
株価は同時発表した期末配当の増配発表も好感する形で大きく窓を空けての買い気配スタート、気配の段階で節目の1000円大台を回復して参りました。