グラーツ投資顧問の投資情報速報
●4月30日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<5486>日立金属
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TOB実施
28日大引け後に米投資ファンドのベインキャピタルが主導するBCJ-52が、同社株の全株式取得を目指してTOBを実施を発表。
株価はTOB価格である2181円にサヤ寄せする形で水準を切り上げております。
買付期間は未定、TOB成立後は同社は所定の手続きを経て上場廃止になります、同社株を保有されて入る方は今後の同社株の取り扱いに注意が必要です。
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<6702>富士通
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好決算&増配を好感
28日の大引け後に発表した決算で21年3月期の連結最終利益が前の期比26.7%増の2027億円、22年3月期も前期比1.1%増の2050億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった事が好感され本日買い人気となっております。
好調な業績を株主にも積極還元、今期の年間配当を前期比20円増の220円に増配する方針とした事も買い人気に拍車を掛け、株価は5%を超える大幅続伸、2001年以来の高値圏まで水準を切り上げて参りました。
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<9062>日通
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自社株買い実施を好感
28日の大引け後に発行済み株式数の2.18%にあたる200万株を上限に自社株買い実施を発表した事が好感され本日買い人気となっております。
今後の株式需給の改善や株式価値の向上、株価浮揚効果といった株主還元策が好感され株価は5%に迫る大幅続伸、抵抗線と意識されていた中長期線を一気に上抜き3月高値更新を視野に入れた動きになって参りました。