グラーツ投資顧問の投資情報速報
●12月21日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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<4507>塩野義製薬
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大幅続伸
同社株が7%超えの大幅続伸。
買い人気の要因は本日早朝に開発中の3CLプロテアーゼを選択的に阻害する低分子経口抗ウイルス薬について、既存の変異株と同様にオミクロン株に対する高い抗ウイルス活性を確認したと発表した事。
日本国内でもオミクロン株感染者は100人に迫る規模となっており、年末から年始にかけ感染拡大が警戒されております。
その警戒真っただ中に同社が開発中の経口薬オミクロン株にも有効という発表は安心感も高まるし不安も抑えられます。
株価もこの発表を素直に好感、大きく窓を空けてスタートした株価は一段高、先月高値8439円を視野に入れた推移となって参りました。
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<7092>FFJ
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一部市場へ鞍替え
同社株が買い気配スタート後に一段高、10%に迫る大幅反発。
買い人気の要因は昨日発表した現マザーズ市場から一部市場への鞍替え発表。
一部市場になれば社会的な知名度向上により人材獲得のチャンスや資金借り入れといった面で有利、また指数連動の買いにも期待出来る事から先回り的な資金が流入しているのでしょう。
直近冴えない株価推移が続いていた同社、一部への鞍替えにより本格出直りを見せるのか?
同社株の推移に注目して参りましょう!
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<6753>シャープ
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大幅反発
同社株が5%超えの大幅反発、直近冴えない全体相場の影響から同社へも売りが向かっていたが本日は目先の自律反発に期待した買いが優勢。
決算は良好、直近の冴えない株価推移は全体相場の影響によりところが大きく、相場が落ち着きを見せれば同社も切り返す動きが濃厚。
株価は年初来安値圏での推移、短期ではなく長い目線で拾えば妙味十分ではないでしょうか?