グラーツ投資顧問の投資情報速報
●04月12日後場●急騰銘柄の今後の展望と真相
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【7544】スリーエフ
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本日後場に急騰となった同社は80円ストップ高となりました。
本日午後1時に、ローソン<2651>と事業統合契約を締結したと明らかにしており、これが買い材料視された格好となっております。
昨年4月に結んだ資本・業務提携の一環として、新たに事業会社を設立し、「スリーエフ」や「q’S mart」、「gooz」のブランドで営業している店舗のうち、281店舗を「ローソン・スリーエフ」ブランドに転換予定としている。スリーエフは対象店舗の資産および権利義務の一部を会社分割によりローソンに承継し、ローソンから117億円が交付される予定となっている。
これまで値動きの乏しい展開が続いておりましたが、ここにきて一気に動意付いており、地政学リスクの高まりに併せて軟調な銘柄が広く散見される中、同社の連騰にも期待となります。
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【6069】トレンダーズ
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本日は一時高値1394円をつけるなど大きく値を伸ばし、大引けでも17%高の大幅高となっての取引終了となりました!
カリスマ個人投資家の片山晃氏が10日付で財務省に提出した大量保有報告書で、同氏がトレンダーズの発行済み株式数の11.38%を保有していることが分かり、連日思惑買いが向かっております。
多くの銘柄が軟調な中、短期資金が向かっておりますが、過熱感は高まってきており、ボラティリティも大きくなっていますので急な反落には注意が必要でしょう。
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【4274】細谷火工【6208】石川製作所【6946】日本アビオニクス
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本日も大幅高となりましたこれらの銘柄。
地政学リスクに対する懸念が高まっている中、引き続き防衛関連への物色が進んでいますが、これまで値上がりの主力であったこれらの銘柄の他、幅広い防衛関連銘柄にまで買いが広がってきております。
北朝鮮で最高人民会議や故金日成主席生誕105周年記念日など重要なイベントが控える中、米海軍が朝鮮半島周辺に原子力空母を派遣するなど緊張感が高まっており、さらに先週のロシア問題、シリア問題など様々な外部要因から、引き続き防衛関連への買いが向かっている状況です。
防衛関連の買いは思惑の部分も大きく急な反落にはご注意ください。