グラーツ投資顧問の投資情報速報
◎05月10日前場◎急騰銘柄の今後の展望と真相
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【5480】日本冶金工
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本日大幅高スタートとなりました!
昨日決算を発表しており、17年3月期の連結経常利益は前の期比5.4倍の28.4億円に伸び、従来予想の20億円を上回って着地となり、今18年3月期も前期比58.0%増の45億円に拡大する見通しとなったことが買い材料視されています。
前期はステンレス鋼板の値上げ効果や高機能材の販売増加が上振れの要因となったとし、今期もステンレス需要が回復するなか、高機能材の販売拡大に注力し、大幅増収増益を目指す方針です。
業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比2.5円増の5円に増配する方針としたことも買いを後押し!
2016年来の高値を更新してきており、どこまで上値を試せるかに注目となります!
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【3751】日本アジアグループ
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本日大幅高スタートとなりました!
昨日引け後に17年3月期の連結業績予想の修正を発表しており、売上高は770億円から683億4100万円(前期比9.5%減)へ減額したものの、最終利益を10億円から17億7800万円(同4.3倍)へ大幅上方修正しており、これが買い材料視されています。
空間情報コンサルティング事業の受注高増加が貢献したほか、投資有価証券の一部売却による特別利益の計上なども最終利益を押し上げたとし、17年3月期の配当についても従来予想の10円から20円に引き上げたことも好感されています。
業績面を受けてどこまで値を伸ばしていけるかに注目となります!
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【9702】アイ・エス・ビー
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本日も大きく買いが向かっております同社。
連休の合間、5月2日大引け後に決算を発表しており、17年12月期第1四半期の連結経常利益が前年同期比3.6倍の3.4億円に急拡大して着地となったことが引き続き買い材料視されています。
1月に買収した防犯・防災システム機器の製造を手掛けるアートの業績上積みが収益を押し上げたとしており、スマートデバイスや組込ソフト開発の受注が伸びたことも寄与したとしています。第1四半期時点ですでに上期計画の2.7億円を上回っており、業績上振れにも十分期待が持てるでしょう!
昨日は陰線をつける格好となっておりましたが、本日も買いが向かっており上値を試す展開が続いております。
しかし、ここからは利益確定の売りも出てくると考えられますので急な飛びつきにはご注意ください。